今まで、色んな育児書を読んできました


私は、母に褒められたことがないし

長男が赤ちゃんの頃に、親に育てられたようにすればいいと言われて

そんなの嫌だ!と思ったのと


とにかく不安でいっぱいだったし、

長男が赤ちゃんの頃、なかなか笑わない、ぐずり泣きが酷い、後追いしないなど

さらに不安要素を駆り立てて、せっせと読んでいました


ま、結局長男ASDで、それで起こったことだらけだったんだけど汗うさぎ

「ASDだったらどうしよおぉぉぉぉぉーーー!!」

って1人死にそうになってたんだよなあ

別に死ぬことでもないし、今も死んでないっていう





その中で、特に好きだった本は

長男が4歳くらいの時に読んだもの

医師で臨床心理士の田中茂樹さんの本


そして

こちらは、臨床心理士の長谷川博一さんの本で、

「子供を信じること」の中でもオススメされている本


この2つで強く言われている事が

「しつけをやめよう」「子供に何か言うのをやめよう」と言う事


医師の平井信義さんの本でも言ってた

「無言の行」をしましょう、と




過干渉育ちで、実際に子どもに過干渉でうるさい私

すぐにワーワー怒って、しまいには怒鳴ることもあって

とにかく私は「黙らなきゃ!」と

これまで何度もチャレンジをしてきたものの

全部数日で、我慢の限界が来て爆発という

最悪すぎることを繰り返して来ました


何で私はできないんだろう?

もっとちゃんとやらなきゃ!


って「黙ればいい」という考え方一択だったので、

結局私がやってきたことは、

ただの我慢、でした

だから、取り組み方の方向性が間違っているし

いつまで経ってもできなかったんです



で、最近は、

ナリ心理学のブログを読んだり、母親講座を受講したり

おめめどうのハルさんの発信を読んだりして


やっぱり私は黙る必要があるな

と改めて思うようになりました



非ダイヤで自己防衛全開な私は、

これまで長男にも次男にもほんっとに余計な事をたくさん言って、やって


不安から反応反射で行動した事が山ほどあるので

我が家の子たちはすっかり非ダイヤ確定です


そして、私が無自覚にずっと逃げるためにやって来たことで

もー、変なことになりまくりになってしまいました



「今日から黙ろう!」の前に、

今、子どもたちにかける言葉を減らすようにしてみて

私が一体何に躓いているのか

どんな時につい色々言ってしまうのかを

自分なりに観察してみました



ひとつ目は、伝わっていない時

「言ったのに子どもが聞いてない!真顔

これが私はめちゃくちゃ腹が立つみたいで、


特に夜ご飯の時に次男は「いらない!」と食べないのに

その1〜2時間後か、寝る前に「お腹すいた」と怒り出すこと


それが私の中で1番うるさくなるポイントでした



ふたつ目は、沈黙時

沈黙がめちゃめちゃ苦手なんだなあと、

改めて気が付きました


日中、子どもたちはゲーム、私は違う事をやっていて

ゲームの音だけが響いて、沈黙の状態の時

私はつい何か話しかけたくなってしまう


きっと、つい最近まで私はこう言う時に

何かしら子どもたちに話しかけていたんだと思う

自分の不安に耐えきれずに話したり、


子どもたちに伝えようと思った事を思い出したら

「子どもたち、暇だろうし」と思って

いつでも話しかけていたんだろうなと思った



何で沈黙が不安なんだろう?

1人でいる時は全然平気なのに、

誰かといる時は沈黙が苦手


人といる時は話をしなきゃいけないと思ってるのか?

自分が盛り上げないと、楽しませないとと思っているのか?

楽しい会話をするのが幸せな家庭だと思っているのか?



色々考えてみて、自分なりにしっくりきたのは

「ああ、私が分離不安なんだな」

と言う事でした


私が高校生の時から15年ほど、

実家では犬を買っていたのだけど

その犬が、分離不安症と言われていて


少しでも家族が離れたり、留守番になると

ずっとずっと吠え続ける状態になっていました


そこで、犬の訓練士さんに訓練をしてもらった時に言われた事が

「普段から注目をするのをやめてください」


室内犬だったから、いつもそばにいるんだけど

ご飯とか、遊ぶ時間とか以外は

犬に視線をやらずに、無視してください

でした



それを家族で取り組んでいたのだけど、

アドバイス全無視なのが母で

母は常にちょっかいをかけるのをやめられませんでした


父や私や弟に「お母さん、少し離れなよ」と言われても

ブスッと膨れて、すぐに犬に構いだしていました




自分の沈黙への不安や、苦手さを思った時

うちで飼っていた犬のことを思い出します


母は犬にもそんな感じだったので、

私にも弟にもそんな感じだったんだと思います


当時は犬が不安が強くて、分離不安になったんだと思ったけど

母が不安で黙っていられなくて

それで犬を分離不安にしてしまったのと同じで


私は分離不安だし、

その自分の不安さで、私も子どもたちに構い続けてる

ずっと視線を与えて、話しかけてをやってる



私って、そういう状態なんだろうなと考えたら

すごくしっくりと来ました

今は少し自分を自分で観察したり、

母との関係から来てることがわかるようになったけど


昔の自分はそういう状態に全くなくて、

自分の不安全開なままにあれこれやろうとしたから

何をやっても上手くなんかいかなかった


黙ることが大事だけど、

それは表面的な行動のひとつで

やっぱり根っこは、母との関係だったなと思う




自分が黙って静かになっていくために、


まずは、沈黙が苦手で話しかけたくなることについては

自覚でしかないと思った

「不安から話しかけたくなるんだ」

「私側の問題だぞ」と



そして、話したいこと伝えたいことを

なるべく筆談に移行していくこと

それが、我が家の子供達にとってはコミュニケーションが取りやすい形


今はまだ筆談での方法になっていないけど、

最近メモを渡すと2人とも読んでくれて

反応してくれる事が増えたから

こちらは地道に続けて行って

話す代わりに書く、に私がしていくこと


話すと楽なんだよね。。。

書くのってめんどくさい

そして、書いてみるといかに言おうとした事が無駄なのかもわかるし

私は一体何を言おうとしたんだ驚きってハッとさせられる


いかにいらないこと、余計な事を言おうとしていたかが見えて

さらに「黙ろう」って気持ちにさせられる



次男が夜ご飯食べずにいることは、

今日も揉めるだろうと想定して

黙ってやり過ごす方法を考えること、かな



そんな感じで、余計なことを言う自分ぶっ潰し作戦を、少しずつ決行していってます

まだまだ上手くいかずに余計な事をわめいてしまうのだけど


結局は、自分側の問題だなってすごく思うから

自分自身の考え方とか捉え方を変えて行って、

自分自身に自分が気付いて、自覚するを繰り返す

を、続けていく!



昨日は20時には寝たので、今朝はスッキリキラキラ

たくさん寝ることも、大事ー!!