我が家の老犬、推定15歳くらい。(不明)

老化現象が激しく、難聴、痴呆に加え


最近ほぼ右の後ろ足が思い通りに動いてないように見える。涙

玄関やラナイ、ガレージ等の10センチ以下の段差でも転んで顎を直撃したりするようになり、そろそろスロープを作ったりした方がいいのか?と夫と思案中。


腎臓に問題があるだろう?と獣医はみており(麻酔に耐えられる年齢ではないので基本は放置と言う診療方針に私らは賛同している。)、水ばかり飲むので、お漏らしが酷い。



しかもうちはキッチン・バス以外は全カーペットの家である。涙 家中、老人ホームのようなおしっこ臭い家になってしまった。

オムツも付けたりするけれど、なんせ尻尾のない犬種なもので、なかなかずっと身体に密着していない。結局私が改良を加えた奴が1番フィットした。



そろそろ死を迎えるのでは?と心の準備をして既に数年経つ。周りの老犬友がバタバタと息を引き取り(または安楽死)、弟分だった随分若い義両親の犬、あるオフィスのボスの5〜6才程度のフレブルとどんどん周りの若い犬が先立って行った。



脚力が無くなって、餌を食べたら立ち上がれない、夜寝る前に外に出る力がないなど、抱えてあげる日も多くなった。



人生初めてのペットなので、どういう終焉を迎えるのか?分からない。ただ、幸せそうにいつも笑っているし、カリフォルニアから帰って来た数日は私の事を「誰?あんた」みたいな不思議な面持ちで見てたけど、記憶の何処かにあったのか興味はずっとあったようで、陰から様子を見ていたりして、


「あ!いつもご飯くれるママやんか!」と思い出したのは数日後。

ヴァージニアに行った先月は短い期間だったから、ずっと探してたらしい。涙



今日は、警報が出るくらいの酷い嵐だけど、耳が聞こえないから、震えてはいない。



右の後ろ足を引きずって、家中を歩き回っている。



最近の楽しみは、朝夕の餌にかけてあげる鰹節のようである。昔から鰹節が溢れたりした時にあげたりしていたら、凄く気に入っていて、今はほとんど歯もないし、ミールトッパーとして餌にかけてあげると喜んで食べている。



アメリカ南部で鰹節なんか手に入らないので高級品も高級品なのだが、頑張って生きているのが痛いほど分かるので、最後の贅沢かもしれへんしな〜と思って、



犬用に鰹節のコンテナを準備している。





そんな土曜日である。


純正のトライカラーのウェルシュコーギー・ペンブロークである。



我が家が4代目のオーナー、里親になったのは11年前。