今日の午後は、フラ姐さんの家に来週のパフォーマンスの衣装を取りに行く事になっていた。
私の中でのフラのパフォーマーの衣装はやはりパウスカートとチューブトップか、カヒコ系のフラの本来の原点のような衣装が好きなのだが、
うちのハラウは高齢で、膝に負担がかかるとかでタヒチアンもそうだし、私が得意とするカヒコはほとんどやらず、
衣装も今の流行なのかロングドレス系だ。
緑がメイン。
青がサブ。
後は葉で出来たスカートと赤のチューブトップなどもあるようだ。
パウも結構種類があり、
リーダー的な存在のフラ姐さんの大豪邸にはありとあらゆる衣装が保管されていた。ウリウリ も然り。
介護されていたお母様が亡くなられたとかで、今家をダウンサイジングしようと積極的にギブアウェイされていて、
たくさんの頂きものをしてきた。本当に優しいいい方で、私はこの親世代のハラウの次世代を担う若手の一人として頑張っていきたいと思えた。
クムは90を優に超える高齢で多分お孫さんがハラウを引き継ぐだろう。彼女は私が目指す美しいフラの踊り手である。
ただ彼女はまだ30そこそこで彼女と一緒に踊れる若者がいないのだ。40代は多分私だけ。一気に50代後半へと行く。
リタイア組か、お金に余裕があり昼には家にいる上(送り迎えや育児が必要な)小さな子供などもいないとなると、
やはり年齢層は限られてくる上、我が町のように貧困層と富裕層の差が激しく中間層のいないジオグラフィックの場所では
ハラウの拡大は無理だろう。
ただ私(今の私)には、ピッタリはまったのだ。
人生の幸運🤞としか言いようがない。
コミュニティセンターの人にメンバー登録をするので個人情報を聞かれた時に
「どうしてフラを?」
と言われたので、
「私はハワイ出身なので、文化を継承する事は私のアロハスピリットだと思うから」
と言った。
10年前なら無理だった。子育てに仕事で自分の優先順位など最下位だった。
五年前でも送迎やら娘らの属するスポーツの云々で無理だっただろう。水連で精力的に頑張ってた頃だ。
今だったのだ。
フラ姐さんには、
トレパン(シャカシャカする系)3枚ー娘らへ
長女専用 ヴァーシティパンツ赤ー長女へ
ラルフブラウス 黒 新品ー長女へ
白いtシャツ👚新品
デニムパンツ(ウエストゴム)新品
ブラX3 新品 ー長女へ
ブラ付きタンクトップ ー長女へ
と頂いたが、断捨離中なので、厳選して頂き、自分の持ってるものをいくつか処分して自分のクローゼットに迎え入れた。
冬物は多分冬の旅行に持っていく。パンツはハワイで履く予定のヴォルコムチノ以外は全て現地処分出来るものにする。
一番の収穫は
ウリウリ 諦められる
諦められた
事であった。
ラウハラのウリウリ なら欲しかった。
ただハラウとしてウリウリ のルーティンをやるには、ウリウリ も揃えなければならないので、
オーソドックスな羽根の奴になるだろう。
プイリにイプ、タヒチアンの道具にパウスカートといろいろ持ってるが、
革製品やアニマルプロダクツを新たに購入する事を辞めてから、
ウリウリ だけは、
悩むところだった。
月曜の練習では、クムがたくさん練習用に持ってくるのでそのオレンジを使ってるが、
どうしても
無残に羽根を毟られた動物が浮かび上がってくるので、
購入することを躊躇われた。
でもウリウリ は練習用に欲しかった。
ラウハラなら私のポリシーには反しないが人とは違う上、羽根の奴より数倍高い。
だけど、
フラ姐さんの家に行って、
十数個のウリウリ が並んで綺麗に保管されているのをみて
これだけあれば要らないな〜
と何故か安心した。
台湾出身の背が私より低い方に合わせて丈が縮められ、
タックなども前後ろ共にツマミが施されていた。
試着した時にピッタリだったので
このサイズまで太ってしまったのか?
と驚愕したくらいだ。
ただ丈が短いのはちょっとみっともないので、
自分でこれくらいなら出来るので
伸ばしたらパーフェクトサイズに。
とうとう来週末だ。
ルーティンは完璧に覚えている。
非常に楽しみだ。
これが終わると私はクリスマスのパレードは出ないので
春のエルヴィスだ。