昨夜、練習から帰宅したナポロとナポロ父は、


ルーティンについて話をしていた。


なんと、2週間をきったこの日になっても未だルーティンは半分も終わっていない。


この前の最下位だったことが身にしみていないのだろうか。。。


段々胃が痛くなってきて、最近練習を見るのが辛い。


ナポロ父はシンクロをあまりよく知らないので、ただ賞賛。


そこで、ルーティンがまだ半分もできていないことを知って、ナポロが父に、


「手持ちの積み木を全て立ててから、紙やすりで積み木を磨けばいい。積み木も積んでないのに底辺を磨いてばかりいる。」



と訓示のようなことを言い出した。


きっと、母親から洗脳されたのだろうと思って、


「誰が言ってたの?そんな格言みたいなこと。。。。」ときいたら、


「自分で考えたの。」とのこと。



いい言葉だ。



日記に書いて覚えておこう。



うちは、移籍した初シーズンなのでこのクラブのやり方をあまりよく知らないが、全国大会に照準を合わせて、ルーティンを書いているのだろうか??



が、今年のAG12歳以下はどのクラブも山のように選手がいる。ルーティンが半分も出来ていない状態で難易度の高いことをやっても、地方大会を突破することは無理だろう。


ナポロは自主トレ、自主練を課して、フィギュアを中心に頑張っているが、ルーティンの状態があれでは、一匹狼になってしまう。



本当にちょっとだけ、前のクラブが恋しいと思い始めた。去シーズンは少なくとも1月後半にはソロ、チームともにルーティンは完成していた。難易度は決して高くないけれども、何度も練習してシンクロできるようにがんばっていたような気がする。



昨日は、そういう気持ちからウィキペディアで努力して成功した野球選手を検索しながらどんどんつながっていって、最後は私の小さい頃の一番好きだった野球選手



ランディ・バースまでたどり着いた。


阪神が優勝した年。道頓堀にカーネル像が投げ込まれた話や、懐かしい話が色々出てきた。当時は甲子園に近いところに住んでたので、兄や父は甲子園に野球を見に行ったこともあったよな。。。。


この選手は今、政治家になってるらしい。「史上最強の助っ人」と形容されていた。確かにそんな感じだったよな。。。。学校でも放課後のスイミングでもいつもみんなで阪神やバースがホームランを打った話をしていた。



松井選手にもたどり着いて、そこでまたすごい格言に出会う。



ナポロの「積み木」の話くらいに心を打たれたので、書き留めておく。



松井選手の父が諭した言葉らしく、


「努力できることが才能である」



確かに。



ナポロは努力家だ。


アスリートである前に努力家だ。


それも才能なのだと思うとさらに努力できると言うものだ。



今シーズン、本当に努力と言う言葉が何度も出てきている。なので、努力と言う言葉にぶつかると、わけもなく感動するのである。




だから、安西先生の名言にも感動することが多いのかもしれない。