水族館のシャチ「なみ」が死んでしまったニュースは非常に悲しい。

昔、警察官になりたかったけど、一時期水族館でも働きたかった。
非常に夢のある仕事だ。

去夏にシーワールドのいるかのショーを見て、久々に涙モノの感動を味わった。


さて、昨日(金曜日)の練習。


4時半になっても誰も来ないので、ナポロとストレッチ。


45分になっても誰も来ないので、場所を間違ったかと思い、コーチに電話。
駐車場に着いたところだったようで。


ナポロを除く他の小学校に通ってる選手たちは時限が違って、下校が遅いらしく、送迎バンが遅れていたようだ。


コーチに、昨日の自主練習でのナポロを見ていた感想を言われた。


そして、バーティカルになる直前のヒミツトリックを教えてもらった。


今日は、T・D(A)が練習している間、アシスタントコーチとフィギュアをやっていた。そこまで、何度も注意されていたナポロだが、最後のポーパスは、アシスタントコーチに


「パーフェクト」と言わしめた素晴らしいフィギュアであった。


この3日間。ポーパスだけに時間と労力をつぎ込んだ。
誰が見ても、これは足の長さや体の大きさだけではジャッジできないポーパスになったと思う。

あれだけゆっくりとそして高さを保ちながらバーティカルの姿勢になり、そこから保持してExcutedしていける10歳以下はあまりいないだろう。

ということで、今日からもう一つの難関スヲードフィッシュに移る。

実は、このフィギュアはナポロが得意としているマジックアーチがフィギュア後半にあるため、嫌いではないようだ。


その後、T/D(B)の練習が始まり、ナポロはそこに参戦。残念だが、今回の大会にはナポロのパートナー(Aチームでもう一人の10歳以下でかけがえのないパートナー)が、また松葉杖に戻ってしまった。


あまり治ってない状態で無理をしてしまったことが原因らしい。


なので、ナポロが10歳以下でこの大会に出る道は絶たれてしまった。多分フィギュアも無理だろう。チームで出ている11-12でカウントされるはずだ。仕方がない。


今回はルーティンよりもフィギュアに重点を置いている。ルーティンはまだ完成していないのだから。笑


昨日のルーティンは先に進めたが、最初のパイクの後のカウントは外していたが、アームオーバーから最初のハイブリッドに入るところはすごいキレのあるいい出来であった。


それをロザリンが見ていたのか、


練習後シャワーを浴びていたら、

「ナポロって本当に上手だよね。たまに本当に羨ましいと思う。やっぱり毎日練習してるの?」

と、正直にナポロの技術を認めていながら探りを入れてたようだ。

ロザリンも最近絶好調でこの大会前にかなり調整できていると思う。トップのLもだ。さすが全国の強化選手である。


しかしながら、二人のウォークオーバーを見ていたが、(ポーパスは見ていない)


私がマジックアーチと呼んでいる

ナポロの軟体なバックアーチからサポートスカルで上体を起こし、リバーストルピードに入るところまでは、


二人とも出来ていない。


ナポロはここで点数を稼ぐのだ!とばかり、力を入れてやっているところだ。笑


フィギュアはジャッジとの心理戦でもあるとナポロは言っている。


確かに。


私もそう思う。


自身もアスリートだったが、私は採点競技をしたことがない。が、フィギュアほど面白い心理戦はないのでは??と思うが。。。。


練習すればするほど、上手になってその効果が子供だから見る見るうちに現れている。


あと1週間。


残るフィギュアは後2つ。


ナポロは、


「ONになってる。」と気合が入っているようで、


今日も練習である。




最後に、

コーチから前回の(私が見ていない)チーム練習でナポロは最初のリフトに立つところでゴーグルを外してやったときに、またいきなり恐怖心が芽生えてきたのか、パニックになっていたと聞かされた。
去年のチームルーティンもスタックの上に上がっているのに、ああやってすぐに恐怖心が芽生えるところなど、全く持ってナポロだ。

まだ小さいから。。。と言われたが、その真意は分からない。他の子に変えたかったのか、それとも、私にナポロに話をして欲しかったのか。。。ナポロが出たくなかった大会を締め切り間際に急遽変更したことなどからもナポロは両親に絶対的な信頼を置いてシンクロをやっていることはコーチは知っているようだ。自主練習にハチ遭ったりしている事からも分かっただろう。

いずれは、経験しなくてはいけないことだから。。。


と、私は言った。


ナポロは、「小さい(軽い)」「一番柔軟性がある」「技術」と揃っているところからリフトの上に立つことはどのクラブでも最初に指名されることが多い。しかしながら、天然の怖がりと度胸のなさで、コーチに不安を抱かせてしまうことも多々ある。


帰りの車の中で、これについてナポロと話をした。

「影で一生懸命努力したり練習していることなど、誰にも自慢しなくてもいい。技術を見れば分かるからだ。成績で一目瞭然だ。リフトに上がる前には、他の選手達が積み木のように土台を立ててナポロが上がるのを待っている。そして、Lはナポロの足を捕まえる為に、肩を空けて待っていてくれる。そこに深く深呼吸して、今までやってきたことを、努力したことのすべてを、リフトの上に立ったときに自慢して表現してくるのだよ。それが一番のSHOW OFFだから。」


ナポロは、心に染みたのか、


「ママ、もう一回、最後に言った言葉言ってくれる?」


「お願い、もう一回言って。」

と、何度も私に繰り返し、言って欲しかったようだ。



これからシンクロを心体の成長とともに続けていくはずである。その中で何度もリフトに上がる機会があるだろう。


そのたびに、この言葉を思い出して恐怖心を取り除いてくれれば幸いだ。