今朝、弁当のサンドイッチを作っていたら、

「私のサンドイッチは洋からしは入れないでね。」

と、ナポロ妹に言われた。

ナポロがからし嫌いなのは知っているので、いつもマヨネーズだけであるが、ナポロ妹までそうだとは知らず。

「いつからそうなったの?」

「前からだよ。」

とのこと。

いちいちみんなに好みがあって、面倒。

夫のサンドイッチはさらに面倒で、中に入れる具によって、マヨネーズにするか、それとも洋からしを入れるか、それともミックスか、洋からしのみか。。。。。と4パターンある。

覚えるのに時間がかかり、夫は小さな表を作って、台所の私のコルクボードのところに貼ってある7年物の表だ。

「(ママはこれを覚えるのに)10年かかったんだよ。」と朝、子供たちに吹聴していた。


確かに。


今は見なくても分かるようになったけど。。。笑


そう思ったら、この家にもう7年も住んでいるのだと思った。

同じ家に7年。

それは私のような転勤族の家に生まれ育ったものにはすごく長い。

2年から遅くても4年の間に転勤や転校を繰り返し、定まった場所に暮らしたことがなく、いつも宿舎で持ち家があると言うのに、帰ることは盆と正月くらいであった。11年前に夫と結婚したあとも、3度もリロケーションしている。15回以上は引っ越しているだろう。


なので、7年と言うのは、私には驚きの事実だ。


7年前、ここに来るまで自国の人とつるんでいることが多く、そういった中で私のソーシャルコミュニティを形成し、お茶会に参加し、職場以外であまり他の人たちと交わることがなかった。
あっても、それは、表面上の付き合いで、挨拶程度の話だったのだ。


それが、同じ土地に長く根付くと、


子供の学校から派生していった友達はかなり多いが、(近所やら、PTAやら、習い事やら、行事のお手伝いやら、お誕生会やら、そういったこと)


殻を破って、ソーシャルの輪を広げてきたのだな。。。と思う。


インターナショナルな地域のおかげで、老若男女問わず、外国人が多い。

私たちも然りだ。

急速にこの3-4年で私たちの周りに増えた。

7年前に来た頃、付き合いのある外国人と言えば、

アメリカ人、
韓国人

くらいしかいなかったのに、


今では、
イラン人、
インド人、
プエルトリコ人、
ポーランド人、
アルメニア人、
ロシア人、
ウクライナ人、
マケドニア人、
キルギス人、
サウジアラビア人、
ブラジル人、
コロンビア人、
ウルグアイ人、

と取り巻く人たちが、

首都と主要都市くらいしか知らないような国にまで発展し、


そのたびに、


大好きなウィキペディアで



どんな国なのだろう????


と、豆知識(予備知識)を手に入れているのである。



その国その国に文化があり、習慣があり、若い頃から飛び回っていたおかげで精通していると高飛車になっていたが、ヨーロッパ方面は全く知らず、


家にいながらにして、海外旅行に行っているような感覚である。


そして、土地柄の料理をあらゆる人たちから、

「あなたって、料理しないのよね。。。」


と言って、


分けてもらっている。笑


が、上記の国の料理で一番気に入っているのは、今のところ、


アルメニア料理とペルシャ料理(一部)である。