今日はダンスの日であったが、ナポロのパワーポイントの発表の準備が進んでない為、サボることにした。

ナポロも私もこのダンスインストラクターがあまり好きではない。
というか、何をやりたいのかよく分からないのだ。

今年から、Aチームはダンスへの参加が義務化された。
Aチームの中で市外から通っているのはうちだけなので、うちはクラブプールよりもさらに15分ほど遠いダンススタジオに通うことになった。

シンクロの為の姿勢を正したり、フェイスエクスプレッションを習ったり、どうやったらバレエの感覚をシンクロに持ちいれるかとか、手の細かな動きやリズム感など、いろいろなことを習う予定です。と言われていたので、結構楽しみにしていた。

もう6週間ほどやっているが、いまだに一度もそんなことはしていない。


よくわけの分からないヒップホップ系のダンスをやらされているのである。
おまけに年内に発表会があると来たもんだ。
発表会の曲がルーティンと重なっているとか言うならまだ分かる。
全く違うダンスフルな曲でいったい何のためにここに通っているのか???といつも思っていた。

一度、コーチに聞いてみた。
そして不満も言っておいた。わざわざ長い距離をかけて通ってあのダンスではあまり行ってる意味がない。たまに柔道場を使ってやるジムやサブのインストラクターのほうがまだやりたい内容が分かるものである。

私と同じようなことを思っていた人も何人か居て、Aチーム入りしている1人は宿題や習い事が忙しいと今月から辞めた。私は義務化されているのなら辞めなくてもいいが、発表会には出ないし、宿題など忙しい日には行かないと宣言しておいた。

宿題などが忙しいほかに私たちは影での自主トレがあるため、火曜日は貴重な時間なのだ。

ナポロは学校では特別クラスにいるので、宿題もハードである。今日はそういうことを理由に行くのを辞めた。


仕事から帰宅後、またまた銀行にいき、(最近やたら銀行に行っている。)子供のお迎えに行って、下の娘だけバレエに連れて行った。
こっちは近くのバレエ教室に行っている為、すぐそこだし問題はない。待っている間、携帯にスケジュールなどをアップして、白昼夢でいろいろなことを考えていた。
終わりの数分、バレエはどんなことをやっているのか少し覘いてみた。

先生は30歳くらいのバレリーナである。バレリーナみたいな顔つきをしている。笑
美しい先生である。
バレエは何語なのだろう??フランス語??何だか分からない掛け声をかけながら飛んだり跳ねたりしていた。
ステップの練習のようである。

ナポロ妹はママが気になってピースサインばかりこちらに送っている。
レッスンが始まってからいつもナポロのダンスや自主トレがあるので、見に行ったことはない。
なので、彼女も嬉しいのか、ちらちらこっちを見ている。

今日のステップを練習していたピアノ協奏曲のような音楽もシンクロに合いそうな音楽であった。
ナポロは大きくなったら一度ピアノの演奏でシンクロをやりたいといっている。

一番やりたいのがモーツアルトのトルコ行進曲だそうだ。

去年も実はこれをリクエストしているのだが、コーチに曲が単調だと却下された。まあ、あのコーチの好みの曲ではない。で、代わりにサジェストされたのが、映画「さゆり」だったかそういう名前の渡辺謙とか桃井かおりとか工藤夕貴とかが出てた芸者系のアメリカ映画?の挿入歌であった。それはナポロは絶対に嫌だ!と結局なくなった。

もう一つ去年却下されたのの中にディズニーのクラシックの映画のマリーポピンズの中の歌がある。題名は知らないが、とにかくやたら長く、早口言葉みたいに舌が絡まるような名前だ。
あれは曲カットしなくても1分58秒で終わるので12歳以下のソロ規定時間内に終わるものであった。曲の中には物語があったし、聴いてて楽しい曲なのでぜひぜひ挑戦したかったのだが。。。。

まあ、12歳までに一度はやりたい曲である。

ナポロは、家でお父さんとパソコンでパワーポイントの発表の準備をしていたので、家に置いて行った。ランドドリルと与えられたストレッチをやるように行ってから出かけた。


ストレッチの内容はシンクロカフェに載っているストレッチの他に、ナポロが強化した方がいい、腹筋と大腿筋系の強化のトレーニングが組み込まれている。これは私が、図書館で

「SWIMMING ANATOMY」と言う本を借りてきて自分で作成したメニューである。

これは素晴らしい本であった。新刊だったので一週間しか借りられなかったのだが、久々に一生懸命勉強した。


ナポロのシンクロの為だけのファイルが何冊もある。

全て私がナポロの為に作ったものだ。

一冊目はルールブックのファイル。去年から始まる4年間のフィギュアを中心にフィギュアのいろいろと、ナポロが今までフィギュアにおいて注意された点が細かく箇条書きになっている。英語版と日本語版と二つ持っている。というか、今年の留学先でコーチが記念にくれたからだ。宝物にしている。

二冊目はストレッチのファイルーーシンクロカフェから参考にしたのと、アメリカ・欧州のサイトに行って強化選手の選考のテスト項目になっている陸上テストの部分をコピペしたりして、ナポロ用に作った。

三冊目はルーティンのファイル。いろいろなスーツデザインや曲の候補、生地のサンプルやらスパンコールをオーダーする場所、サイトなどいろいろな情報を入れてある。これを一度前のクラブのアシスタントコーチだった人に見られたことがあって、「あなたって、すごい几帳面なのね。。。このスーツのサンプルの写真をコピーして私にくれないかしら。」とレアな過去のルールブックのコピーとトレードを頼まれたことがあるくらいだ。

四冊目は毎年増えていくのだが、大会用のファイルである。得点など全て書き込まれていて、大会日程とかそういうのも全てここに入れている。

五冊目はクラブのハンドブックやシンクロにかけた費用・練習の振り替えやクラブ名簿などが書かれた分厚いファイルである。

そして最後の一つは、毎年ナポロの誕生日にシーズンが終わったらその一年のシンクロ写真集を作っている。卒業アルバムを作るような会社にオーダーして、製本して作ってもらっている。毎年同じ規格にしているので、これからもシンクロを続ける限りは本棚に増えていくだろう。

去年のシーズンの表紙は、仕事から借りてきたプロ用のカメラを使って撮ったルーティン最中の両手ブーストの瞬間で水が手から滴り落ちる瞬間みたいな最高に綺麗に撮れた写真を採用した。(私の腕ではなく、そのカメラの連続連写でたまたま撮れた写真。)これは、出来たらいつも数冊作ってスポンサーになってくれた人にあげたりしている。

シンクロに関するものはまだまだあって、私が

WALL OF FAME (HALL OF FAME=殿堂クローバー  を文字っている)

と呼んでいる数々の表彰・メダルやリボンをフレームにしたものもある。殿堂と呼べるような場所も家にないので、壁を使ったまででホールとウォールをかけたのだ。笑

これはナポロの部屋の前の壁に並んでいる。全て黒のフレームで統一している。

それではまだ終わらず、(←この辺から単なる親ばか?暇人?の域。。。。)

1;ルーティンのスーツを着た世界に一つのシンクロバービー

2;ルーティンをカルテットのオルゴールに保存

までしているのだ。

バービーにおいてはコレクターも泣いて喜ぶ傑作であると私は信じていて、この前バービーの頭髪をシンクロ仕様にしてストッキングを細かく切って頭にバンを作っていたら夫に、

「忙しいとかいつも言ってるけど、こういうことしている時間がなければ、多分忙しくないと思うけど。。。」と呆れられた位である。

携帯のウォールペーパーに入れているので、この前近くに居たクラブのAチームの父母会役員をやってるお母さんに見せたら、「あなた、これでビジネス始めたほうがいいわよ。。。」と言われた。
確かに売れそうだ。。。が、こんな細かい作業、誰が他の人の為になんかやるもんか!ナポロだからやってあげるのだ。人に頼まれたら一体1万でもたぶんやらないだろう。。。めちゃめちゃ目が疲れるし、全く同じルーティンのスーツをバービーサイズで作るのは、すごい時間がかかる作業なのだ。



これは話すと長くなるのでまた別の日に。
明日は忙しい日なのだ。もう寝よう。