今度の春休みに親戚の冠婚葬祭で半年振りに今度は関西方面へ行くことになった。
幼少期に住んでたとはいえ、名古屋を越えた辺りから「あ~、西に来たのだな。。。」とうきうきする。笑

遷都くんが大好きなうちの娘達は、ぜひぜひ遷都くんグッズを購入して帰ろうと企てている。
集めているスティッチのご当地の根付もとうとう来年は関西バージョンが仲間入りである。

行った土地のモノしか買わないことにしているのだが、この前インチキして東北方面のスティッチを空港で購入してしまった。スティッチがこけしに乗っていて何ともいえない可愛さであったのだ。秋葉原だって持っている。シェフになりたいナポロ妹がどうしても。。。と購入した。シェフ=メイドどういう、からくりなのか??服が白いところしか同じではない。笑

空港のショップは私の大好きな店の一つである。値は他よりも張るがみんなが欲しがるようなものが集約して売られているからだ。いつも成田の空港などでは時間ギリギリまでターミナルのところで買い物している。
免税店などはまるで興味がない。あの細々したいろいろ売られている出国審査の前にあるお店群が好きなのだ。

収集癖のある私に似て娘達もいろいろなものを集めている。
成長するにつれて、コレクションも変わっているのだが、ナポロ妹はふくろうがずっと好きである。

これは、母娘揃ってずっと好きで集めていたりする。

この由来と言うのも、最初は別の人の為であった。
私が尊敬している学生時代の教授がふくろうは「不苦労」で縁起物であると何かの出版物に書いていて、集めているのを知っていたので、数年後その教授に会いにキャンパスへ訪れたときにも群馬だかどこかの博物館で見つけたふくろうの置き物を手土産としたくらいだ。

もう十数年も前の話なのだが、それからふくろうを見るたびに、「あ~、こういうのもあるのだ。」とか何かと目に付くようになった。

それから数年たって、友人と外国の遊園地を訪れた時の話だ。そこにもふくろうのコーヒーカップが売っていたので、「ふくろうってさ、なんか縁起物らしいんだけど知ってた??」と聞いたら、「この国でもふくろうは縁起物だよ。だって、森の賢者だし。。。」と言っていた。

賢者王冠1

いい響きだ。ますます気になる存在になった。
それからだ、ちょくちょく買うようになった。
それを娘が引き継いでいるのである。

が、現物は非常に怖い。人生において野生を2回しか見たことがないのだが、(動物園以外で)それはもう怖い。顔つきがすでに恐ろしい上、なんと首がくるくる360度回転するのだ。
今年のルーティンはやたら首の動きが多いのだが、ふくろう並みの柔軟さが欲しいくらいだ。

しかも、数年前暗闇の夜道を走っていたら、ひろみちゃんの前の愛車であった「キム」にすごい勢いで飛び掛ってきて、もうすぐ衝突するところであった。白っぽい灰色の大きなふくろうは本当に怖い顔をしていた。羽とかもがっちりしていた。

縁起物好きな母親に洗脳された娘達は、ふくろうを可愛いというが、それはキャラクターになって売られているからである。娘二人と言うのは同じものを買ったり、二つ買ったりしなくてはいけないので面倒だな~。なんか姉妹別のものをコレクションしたら~??といつも言っていた。

が、あまりぴんと来るものがなかったようで、ナポロは本来のコレクションである消しゴム集めや、好きな色(蛍光グリーン・ライムグリーン)のものを好んで買っていた。

シンクロにちなんでフラミンゴだとか、イルカだとか、マンタレイだとか、マーメイドだとかいろいろテーマはある。別に人と同じでなくてオリジナリティの溢れるものでもいいのだ。

昔の同僚はブタぶーぶーを集めていた。私の大好きな以前の職場の先輩はカエルカエルを集めている。義母は象がすきだし、やはりいろいろ好みはあるのだろう。


それから数ヶ月して、ある空港に立ち寄ってお店で時間を潰している時に、その土地の名産なのか何か知らないが、土鈴が売られていた。まあ、縁起物を普通はこういうところに持ってくるので、ふくろうは一番最初に見つけた。購入決定。
他にも12支うり坊などがあったのだが、そこになんと、たぬき足あとがいたのだ。


なんで、たぬき??


隣に説明書きがあった。


「たぬき=他抜き、あなたの勝負運をあげます!」と。

すばらしい!合格

だれが、そんな語呂合わせを考えたのだ。

あまりにも衝撃的な発見であったので、思わず、兄やら友人やら人に会うたびにそれから広めている。

勝負師にはもってこいなのだ。
確かに信楽焼きなどはたぬきだ。商売繁盛のためなのだろうが、よく家の前とかにもある。むかし、小学校の頃の矯正歯科がその辺の道を通っていっていた為、よく車から信楽のたぬきを見ていた記憶がある。実家にも確かあったはずだ。


帰宅後、ナポロに教えてあげた。

ビンゴ祝日


ナポロには南地方の水連に属しているライバルのスイマーがいる。同じ年なのにことごとく負けている相手だ。今年は打倒Lメラメラを目標にしている。まさに他抜きではなくL抜きだ。




それからである。ナポロがたぬきを集めだしたのは。。。


が、ふくろうと違ってなかなか巷には出ていない。

だいたい、たぬきはイメージがよくない。
特に野生は何でも盗んでいくし、夜の暗闇など奴らの目は緑だ。英語ではラスカルなどとあだ名がついていたりするではないか。
あのキャラのラスカルは和名はアライグマなのか??キャラクター化してからちょっと人相が変わっているが、原作だとあれはラクーン=たぬきだ。


王道のふくろうやらカエルやら鶴、亀と違ってたぬきはマイナーな縁起物(勝負運のみ)なのだ。


収集癖のあるものにとっては、マイナーな方がいい。


あのキャラクター化されているラスカルもたぬきと思って混ぜてしまえば、それはすぐに増えていくだろう。しかも東京駅構内にはフラッグストアがあるくらいだ。
が、今のところラスカルには手を出さず、本来のたぬきだけでいっているようだ。

なので、コレクションがナポロ妹とちがって、おばちゃんくさい。笑
郷土土産っぽいものばかりなのである。
渋くて私にはいいのだが。。。

さ、この春休みに関西方面に行ったら、どれだけふくろうやたぬきが見つかるか??
今から非常に楽しみである。
私の空港のショップめぐりもとても楽しみなのだ。


ちなみにTeam amphibianには、まだチームキャラクターがいない。いつもナポロと考えているのだが、水陸両用で。。。。といろいろ案は出るが、ポピュラーなカエルはシンクロっぽくないので、結局決まっていないのだ。が、この前生地屋さんで、amphibianにふさわしい水着生地を見つけた。

これは製作ペンディングリストに入ってもうすでに数ヶ月が経過している。

なぜ、amphibianというのかは、今度書くことにする。
驚くだろうが、ナポロは足はamphibianなのだ。笑 
触られると奇妙なほどねっとりする。それくらいの湿度を帯びているし、スイマーならではの水かきもある。

それは最近知ったことだが。