『ぼくの漫画の主人公』 -4ページ目

『師匠』

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僕には「師匠」と呼べる方がいまして。
向こうからしたら自分の元を離れているし現時点での関係性からしても「弟子」ではないのだと思うのですが、とにかく僕の中では一方的に尊敬している方がいます。

その人は昔、「オールナイトフジ」や「夕やけニャンニャン」、「冗談画報」などで活躍したお笑いコンビ「ちびっこギャング」の藤井一男さん。

コンビ自体は20年以上前に解散しており、僕は当時の古いVHSでしかネタを見たことがなかったのですが、とにかく物凄い技術を持ったお二人でした。
実際の映像を見ないことには上手く表現できないのですが、とにかくテンポが早く、一つ一つの技が信じられないほど高く…。
最近の若手芸人でもこんなこと出来るコンビは存在しないだろうと思います。


そんな「ちびっこギャング」さんが、解散から20数年の時を経て復活すると知ったのは今年の初め。
メンバーの越川さんが主宰する劇団D.K.HOLLYWOODの公演での復活。
これを知った時から僕はもう、手の震えやら鳥肌やらドキドキが止まりませんでした。

尊敬している師匠が舞台に復帰する。
古い映像でしか見たことのない伝説のコンビの復活。
たまりません。



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そして先日、その舞台に行ってまいりました。
内容に触れてしまうのはあまり良くないかと思いますので省略しますが…

感動しすぎました。

ちびっこギャングさんが舞台にいる。
映像の中にいた、あのスピード感と技術が目の前で繰り広げられている。
ずっと一目見てみたいと思っていたコンビが20年振りに…。


それはもう、めちゃくちゃ面白かったです!
なんて凄いんだ!
役者も芸人も、みんな観るべきだ!
知るべきだ、このお二人の凄さを!


当時を知っている人には伝わるであろう衣装やネタも入っていたりして…。
最後にお二人ががっちりと握手をされた時には思わず泣いてしまいました。

芸歴や年齢を幾ら重ねても絶えず変化を続け、挑戦を続け、動き続ける藤井さん。
格好良すぎます…!!
やっぱり僕の中では永遠に師匠であると再認識しました。

ありがとうございました。

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