先ほど、今日から始まった「不適切にもほどがある」というドラマを見てました。

 

1986年を生きる男が2024年の現在にタイムトリップし、2024年を生きる母子が1986年にタイムトリップするという宮藤官九郎らしいドタバタあふれたドラマですが、パワハラや指導というのが飛び交う中、第1話ゲストである会社の上司役で出演していた元雪組トップ娘役の咲妃みゆちゃんが歌って踊っていました。

 

よりによってこの時期にクドカンは知ってか知らないでか、それはそれということなのか、なかなかパンチがありましたね。

 

このドラマ、観るの確定です。

 

さて、毎日新聞の記事ですが、宝塚歌劇団でネットフリックスが開発したリスペクト・トレーニングを導入したそうです。

 

 

 

記事によれば、

 

「リスペクト・トレーニングは、ワークショップ型の研修。ハラスメントの知識を一方的に教わるのではなく、講師から職場での具体的な場面が提示され、その時の発言や行動に「相手を尊重する気持ちがあるか」を主体的に考える。海外の映像制作現場で取り組みが始まり、日本でも映画やNHK大河ドラマの撮影現場のほか、演劇やイベント、福祉や製造業など幅広い業種で実施されている。」とのこと。

 

また、

 

「問題を巡っては、女性の遺族側が上級生からパワーハラスメントを受けたと主張。11月に公表された弁護士チームによる調査報告書はパワハラの存在を認めなかった一方、劇団内の上下関係や独特なルールが「ハラスメントの温床にもなりかねない性質があった」と指摘。「一般企業が実施しているような管理職研修を定期的に行うべきだ」と提言していた。  歌劇団によると女性の死亡が判明する以前は、演出家らスタッフにはハラスメント防止のセミナーを随時開催してきたが、舞台に出演する劇団員に向けては、入団3年目の「指導者講習会」のみにとどまっていた。」

 

とありました。

 

今まで、ハラスメント防止策がおざなりでお粗末なものでしたが、こういった取り組みを公表したのはまた新たな一歩なのかなと思いました。

 

また、具体的な改善策の話が出てきそうですね。