祖母の告別式に参列した。
孫の自分は遺族だから参列ではないのかな?良くわからないけど、おばあさんとお別れをした日なのは確か。
94歳で亡くなった。長生きしたと思う。体は弱ってきていたけど、しっかりしていたと思う。立派だと思う。何かと施設に顔を出すけど耳が遠くなってからは余り話はしないで「よくきたなぁ」という祖母を後にしていた日々が続いていた。もっと喜んで貰えることを少しでもしてあげれば良かった。まだ大丈夫、まだ大丈夫そう思っていたけど、永遠なんてことは決してない。
自分の中で割り切れない事があった時、何回かおばあちゃんの所へ行った。ばあちゃんもそれを察してか、別室まで下りてきてくれて、話を聞いてくれた。孫の気持ちなんてすぐに解るんだろう。曾孫の顔とまでは言わないけど、幸せな自分を見せてあげたかった。家族とか、愛とかっていうものをちゃんと考えてなかった自分のせいだ。もう元気な顔を見れないと思うとやっぱり寂しい。
2か月前かな?具合が悪くなったって聞いて桜餅を持ってお見舞いに行った。結局その日は会えず、次の週にまた行ったら人工呼吸器をつけて意識があるのかないのかわからなかった。でも介護してくれていた方に姿勢を変えてもらった時、少しだけ自分と目があった。あの時のばあちゃんの目はわかったよ。ちょっと寂しそうな目で自分を見た。そして、少ししてばあちゃんの目から涙があふれていた。言葉が話せなくても、記憶が遠のいていたとしても、自分にはわかったよ。さよなら、ばあちゃん。永遠の別れだね。もうこの世にはいないんだね。
いつか自分にも来るその時の為にこれからの一日一日、一分一秒を大切しなければいけないと思う。
そして、血の繋がっている方、唯一の家族を大切にしていこう。その人がいるから自分がいる。そこには温かいもので包まれているから。