久しぶりに演劇を観て
心の底から笑った。


こんなに最初から最後まで笑ってしまうお芝居を観たのは、久しぶりかもしれない。


思えば私は
落ち込んだり、悩んだりするようなものをあえて選んで観ていた気がするし
そういうものに価値があると思ってきた。
笑って終わるものに
時間とお金を使う価値はないというとても偏った考えを持っていた。


しかしそれは
今回、間違っていたと思った。



7月29日。

私は、オリンピックセンターに行った。

名古屋を拠点に活動する
劇団そらのゆめによる
「カメジローおつかいにいく 同時上演:おどりあそび」を観るために。

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劇団そらのゆめさんとは
今年の4月に出会って
でも
公演に行ったことがなくて

観たいなということをFacebookに書いたところ
29日に東京で公演があることを教えていただき
急遽観れることになったわけだった。
声をかけていただけたこと、本当に感謝している。



まず、おどりあそび。


タイトル見て、なんだろう?って思ったけど
ほんっとにおもしろくて
これはきっと出演されたお二人がうまいからだなーと思った。
笑いをとるセンスがあるとおもう!


大人になると、なんとなーくタネや仕掛けが分かってしまったりするんだけど
分かっても楽しくておもしろくて笑ってしまうという。

だから
そりゃ子供は夢中になるよねって思った。


あやとりをめっちゃ長いロープ使ってやったのには
びっくりしたし、感動した。
こんな長くてもできるんだって。

子供も巻き込んで一緒にやってたのは
ほんと楽しそうで
ハタチの私も、一緒にやりたくなったのは内緒♡笑

大道芸とかとは違うけど
ほんっとに楽しくて
お芝居って、こんなこともできるんだなーって、こんなに楽しいこともできるんだって思った。



続いて、カメジローおつかいにいく。


これは
時々ぬいぐるみを使ったりして
ほんとにうまーくおつかいに行く様子をあらわしてるなーと。

しかも
出てくるものたちが何気にリアル笑
ちゃんとそれらしく見えるからすごい。

1番笑ったのは
イソギンチャクかなー。
あれはナイスだった


そしてそして
このお話にはちゃんとメッセージがあって

未来の可能性を
子供たちに教えてくれるなーって思った。
このお芝居を観た子たちが
何年、十何年か先に
「遅すぎるなんてことはない~♪」って歌を思い出したら
ワカメの林(森だっけ?)で出会った彼との会話を思い出したら
ステキだなーって思う。
そして
それが一歩踏み出すためのきっかけになったら、すごいステキよね。


ハタチの私は
「遅すぎるなんてことはない~♪」って歌が、歌詞だいぶ忘れたけど
歌詞のニュアンスとメロディーがあたまから離れません笑


なんか
どうせこうなるって決まってるもん
今さら遅いもん
って諦めちゃうこと多いけど

諦める前に、あと少しがんばるのもいいかなーって
思ったりした。


子供向けとはいえ
おもしろかったーで終わらない
ちゃんとメッセージがある
ほんとにステキなお芝居でした。


おどりあそびと、カメジローおつかいにいく。
ふたつを観ることができて
本当によかった。


ありがとうございました☆



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こんな舞台でした