録画した
「僕らが考える夜」を見た。
つい最近読んだ
「なかったことにしたくない」の著者
東小雪さんが出演されたからだ。
実は、東さんが出演された番組を見るのは初めて。
なんだかドキドキ。
写真見た時から思ってたけれど
本当に美しい方だと思った。
笑顔がステキ。
優しい笑い方をするなーって思った。
そして
テーマはLGBT。
LGBTとは
L=レズビアン
G=ゲイ
B=バイセクシュアル
T=トランスジェンダー
のこと。
日本には
20人に1人の割合でいると言われている。
つまり
40人学級だったら2人いるという計算。
そして渋谷区では
同性パートナーシップ証明に関する条例が可決され
LGBTという存在が
注目されてきている。
そんな中で
AKB48の峯岸みなみ、小笠原茉由、島田晴香、内山奈月と
お笑い芸人や学者が話し合う。
まず出演者が皆、同性婚に対して肯定的であることが、同性婚に賛成している者として嬉しかった。
そして
(恋愛感情かは置いておいて)女性が好きになったり、告白されたり
そんな経験がAKBメンバーにもあることに
なんとなく私は安堵した。
私自身、自分の恋愛対象、性的指向が
男性なのか女性なのか
それともどちらでもないのかということに
しばらく悩んだ。
というより
20年生きてきて、男性を好きになったことは(つい最近まで)一度もなくて
恋愛感情かはわからなかったけれど
女性のことばかり、気になり、大好きだと思ってきた。
だから私は
自分は普通ではないと思った時期があったし
自分の感情が恋愛感情かもしれなくて、でもそれはおかしくないと思ってからも
まわりに、女性が好きなのとはなかなか言えなかった。
今は、片想い中の男性がいて
自分は
同性愛者でも異性愛者でもなくて
両性愛者なのかなーと
ふんわりと思っている。
でも
私は、レズビアン(同性愛者)ではないかと悩んでいた時より
バイセクシュアル(両性愛者)ではないかと思った時のほうが悩んだ。
なんだか中途半端な気がしたからだ。
けれど番組を見て
「(両性愛者だったら)2倍楽しいじゃん」
って言葉にハッとした。
確かにって思うし
そのめちゃくちゃプラス思考な発言に
なんだか元気をもらった。
私は私でよくて
恋愛対象がどちらの性であろうと
私であることに変わりはないのだ！
ただ、ひとつだけ引っかかったのは
恋愛かそうでないかの判断基準は寝れるかどうか、って話。
私は違うと思う。
私は女性とも男性とも寝たいとは思わない。むしろ嫌悪感がある。
だけど
好きだし、キスしたりハグしたり、一緒に過ごしたりしたいと思う。
逆に
恋愛感情なくても寝ることだってあると思う。
だから
安易に、基準を作らないでほしいなって思った。
自分で恋だと思えば、それは恋。
他人が決めることじゃないと思うんだ。
最後に。
東さんの落ち着いた優しい物腰に
私はとても癒された。
彼女が言葉を発すると
その場の空気が丸くなる、そんな印象を受けた。
会って話してみたいと、改めて思った。(難しいだろうけどねえ、、)
少なくとも近くで講演とかある時は、飛んでいこうと思う笑
とてもいい番組だったし
改めて考えることができてよかった。