好きなのに


どうしてこの気持ちは届かないの??







わかってるよ?
あなたの瞳に
あたしが映ってないってこと位。





でも
そんな素敵な笑顔を向けられたら
諦められない。


いつか
あたしのこと
好きって言ってくれるんじゃないかって。




そんなこと
あるわけないっておもうよ。


でも
期待しちゃう。



せめて
あなたの中で1番の生徒だったらいいのに。



きっとあたしは
たくさんいる生徒の中のひとりなんでしょう。




特別になんて
思ってくれてないよね。



わかってる。




そもそも

あなたを好きになっちゃいけなかった。





立場という壁だけでなく
性別という壁もあったから。





でも好きなの。





キスして、抱きしめて、とは言わない。

せめて
手をつなぎたい。



そう言っても
あなたは拒むんでしょう。




だから
そっとあなたを見ています。




笑顔が見れたら
挨拶ができたら

十分しあわせだから。





それ以上は望まない。



望んでも
あなたを苦しめるだけだから。





だからせめて
想い続けることだけは
許してほしい…。