元旦にピグにインしたがmaruは部屋に来なかった。
翌日も音沙汰無し

毎日アメーバのメッセージ機能で彼に手紙を送った。
半月程経って、急に彼からメッセージが届いた。夜アモの部屋に来ると言う。
正直困惑してしまった。
半月の間でアモ自身心の整理が出来始めていたからだ。
久しぶりに会って話して、やはり私にとってもmaruの存在が大きいことに気がつかされた。
ログイン出来なかった事情も聞き、仲直りした。しばらく二人は平和だった。
その頃彼がくれたメッセージがある。
アモへ
飯食ったか?
あもを忘れようとしたのに
昨日あもに会ってあもへの想いは
深まる一方やないか。
魔性の女めww
あものメッセやブログや
話す言葉は俺のパワーになるんやって
改めて思った。
あもが恋しいよ。
このままずっと仲良しで居られると思っていた。
2月の後半彼の病気の検査結果が出た。
急性骨髄性白血病。
チャットに打ち出される文字を見て気が遠くなりそうだった。
maru死んじゃうの?の私からの問いに笑って「 俺がアモ残して死ぬ訳ないやろ!」
と私を慰めてくれた。
免疫力が低下してる彼は当時かなりしんどかったと思うが、それでも毎日アモに会いに来てくれていた。
4月になったら本格的な治療に入る為長期入院が約束されていたからだ。
メルアドも知らないから、メッセージとピグでのチャットのみの関係の二人。
メッセージは消えてしまうのでアモはサブを作ってmaruと交換日記を始めた。
入院しても携帯から更新出来るとmaruも快諾してくれた。
4月1日…
エイプリルフールの晩。
この日がmaruとピグでの最後のデートとなった。
それまでアモの為にしか課金しなかったmaruが始めて自分の為にピグでオシャレした。
泣き虫なアモを気遣って終始お茶目なmaruを演じてくれていた。
ログアウト寸前、maruがちょっと聞いて欲しいことがあるって真面目な口調になった。
「俺たちの出会いはピグやけど、ピグの中だけでは無くリアルでも、アモは自分にとって一番最高の女性でした!!」
「今まで本当にありがとう
」って言われた。
涙が止まらなかった。
翌日彼は入院した。
しばらく交換日記にコメントくれたり、メッセージくれたり、順調に二人の仲は続いていた。
でも長くは続かなかった。