前々回1000年に1度の奇跡を起こし、それをあっという間に500年に1度にまで縮めた前回、そしてとうとうこのたび250年に１度に縮んでしまいました。

こうなってくるともはや奇跡でもなんでもなく、東から登ったお日様が西へと沈んでいく・・

そんなごくごく当たり前の光景。

ここここ・・・こんなことが起きていいんでしょうか！？

これをホームランと言っていいのか、等々疑問を持たれる方もおりましょうが、あもる審判団による厳正な協議の結果、ホームランと判断いたしました！

（二塁塁審：平光清）

↓「幻の本塁打事件」

幻の阪神本塁打めぐり誤審認めた審判がシーズン終了後に引退　プロ野球1992年シーズン終盤、首位ヤクルト、2位巨人、3位阪神の3チームが1ゲーム差でひしめき合う中で迎えた9月11日の阪神対ヤクルト戦。試合は3対3の同点で9回裏の阪神の攻撃を迎え、2死一…

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あもちゃんはやめへんで〜。

そもそも誤審でもなんでもないからね！キリッ！！

３試合連続で大ホームランなんて王さんも腰抜かしちゃうレベルよ！

思えば王さんもホームラン王であり三振王でもあったんだよね〜

・・世界の王と肩を並べようとする図々しいあもちゃん。

過去２回連続で当てたことはあったかもしれないが（大三振王、多分ないが笑、大三振のトラウマが強すぎて過去の記録なんて見たくない）、３回連続的中だなんて絶対なかった。そんなミラクルを起こしてしまった2024年。

しかも読む前はW受賞２作品とも当ててるしね。もうあもるかノストラダムスかって話よ。

◆◇

というわけでエヘラエヘラ薄ら笑いしながら３試合連続ホームランの解答を見ていこう。

↓あもる一人直木賞（第１７０回）選考会の様子はこちら・・

『あもる一人直木賞（第１７０回）選考会ースタートー』光の速さで日々が過ぎていく。あまりに速い時の流れにめまいがしそう。クラァ〜。そんなこんなで呑気にクラァ〜とかしてる間に直木賞候補作が発表されました。後ろの…

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『あもる一人直木賞（第１７０回）選考会ー途中経過１ー』ふぅ・・ふぅ・・。なんとか間に合った（まだ何も記事書いてないけど）。・・って毎回言ってる私って一体なんなん！？１ヶ月もあるのに毎回毎回ギリギリって！！！とさ…

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『あもる一人直木賞（第１７０回）選考会ー途中経過２ー』急げや急げ！でももう読み終わってるから、あとは受賞作を決断して（単独受賞かW受賞か。。）、書くだけ・・そう決めて書くだけ・・・それが難しいんじゃ！ →前回ま…

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『あもる一人直木賞（第１７０回）選考会ー結果発表・総括ー』こんな日に残業とかありえないんですけどー！仕事中に色々練ろうと思ったのに（その時点で見通しが甘すぎる）何もできず今に至る・・急げー！！！とはいえなんとか駆け…

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『３試合連続ホ・・ホームラン速報。』こ・・これはいよいよ本物なのでは？！自分で自分が信じられない！！！第１７０回直木賞は万城目学さんと河﨑秋子さん　加藤シゲアキさんは受賞を逃がす第１７０回芥川…

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模範解答は私のつたない検索力でなんとか探した以下の記事を参照。

林のおばちゃんの講評でありました。

日大が大変な中、色々お疲れさんであります。

今回の直木賞はあの方が目玉だったから仕方ないとはいえ、もう少しなんとかならんかったか。

かろうじて最終決戦の様子だけはわかった。

詳細は本誌（オール讀物）へGO！

ということなんでしょう。

嬉しすぎるからもちろん買うけども！

（とか言って3歩歩けば忘れる鳥頭、前回すっかり忘れていたことは言うまでもない）

↓前回の講評

『たたかい終えて（第169回直木賞）。』1000年に一度の奇跡を500年に一度まで縮めたあもちゃん、その喜びを胸に抱き選評を発売当日に買いに走る予定が、まさかの幻の夏休みのせいでウッカリ買い忘れ、発…

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↓光速でオール讀物をポチった話

『真夏の夜の夢〜その２〜』幻の夏物語第三弾、真夏の夜の夢第２幕のお話しであります。土日なし、お盆休みなし、残業マシマシで働き続けた約２週間。ようやく第一次案の提出が現実味を帯び、この…

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１ヶ月後の発売直後に（忘れてなければ）記事にしますけえ、しばらくお待ちください！

直木賞選考委員の林真理子氏　加藤シゲアキに「ぜひこれからもお書きいただきたい」（東スポWEB） - Yahoo!ニュース　日本文学振興会主催の「第170回直木賞」の受賞作が17日に発表され、河﨑秋子氏（44）の「ともぐい」（新潮社）、万城目学氏（47）の「八月の御所グラウンド」（文芸春秋）が受賞した。　最初の投票

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※　＞はあもちゃんの選評、「」は直木賞選考委員の林真理子氏の講評および選評をまとめた記事です。

「最初の投票で、河﨑氏に決定。」

＞おそらく河﨑さんの受賞は最初の時点で決定していると思われる。

ほら！！！！

ほらほらほらほら！！！！！

さすあも（さすがあもちゃん）、まるで未来を見てきたかのような一文であります。

ノストラダムスか、エスパーあもか。

これだけで満塁ホームランと言ってもいいくらいですよね。

じゃ、これにて解散！

え？まだあるって？・・・仕方ないなあ・・・渋々。

というか、最初の時点で１作品で決まったならそれでええやん。

最近W受賞が続いているけど、W受賞にしないといけないルールでもあるの〜？

とか満塁ホームランを阻まれブツブツ文句が多いおばちゃん。

「決選投票は万城目氏と、嶋津輝氏の「襷がけの二人」（文藝春秋）で行われた」

「（略）3作が残りまして、河﨑さんの『ともぐい』が受賞が先に決まり、嶋津さんと万城目さんの決選投票になりました結果、万城目さんに決定したということです」

＞決選投票に入るとしたらここ（残った３作）からかもなあ。

＞▽加藤シゲアキ『なれのはて』（講談社）
＞▽河﨑秋子『ともぐい』（新潮社）
＞▽嶋津輝『襷がけの二人』（文藝春秋）

満塁ホームランじゃなかったが、嶋津さんがここに残っていたことが私は嬉しい！

満塁ホームランより嬉しいよ、ほんと。

＞嶋津輝さんの『襷がけの二人』がまっこと捨てがたい。

＞できることなら河﨑さんと嶋津さんのお二人のＷ受賞にしたい。

６度目の正直の万城目さんが相手じゃなければ、嶋津さんがW受賞だったんだろうなあ。

く〜。タイミングが悪い！！！

でも受賞を惜しくも逃したとはいえ、熊文学ʕʘ‿ʘʔの河﨑さんの作品と同様にみんなに読んでもらいたい作品なの。

「非常にレベルが高い選考会となりまして、非常に時間がかかったということでございます」

＞いや〜今回の候補作が思いのほかすっげ〜激戦で正直驚いた。

＞そんなこんなで選考会が始まる前は、は〜ヤダヤダ・・・とため息まじりの選考会であったが、終わってみれば全て読み応えのある傑作ばかり。

本物の選考委員たちもレベルの高い候補作の数々を大いに楽しんだ模様。

「加藤について、林氏は「非常に成長があるという意見が多数寄せられましたが、少し登場人物が多くつめ込み過ぎだったのではないかという意見もございました。」

＞あと登場人物がとにかく多くて色々な人からの視点やそこからも色々なタネを撒いて話を膨らませているのだが、膨らんだ話の大きさと割に合わない無駄な種まきも見受けられた。

＞人物の登場のさせ方がちょっと無駄遣い。

シゲアキについてもほぼ同意見。

万城目ちゃんを外してしまったものの、概ね言っていることは私と変わらないんだよな。

それなのに片方を外す私って一体・・＞＜

ここ数回で薄々感じていたことなのだが、もしかして選考委員の選考の傾向があもちゃん寄りになってたりするのではないでしょうか！？

これからは私好みで選考してもいいってことかも！？

・・・で、その結果今回も万城目ちゃんを外しているわけですが。

つくづくオジキと伊集院氏が抜けたのは大きいと思う。

二人がいたらシゲアキが捩じ込まれていたかもしれんもんなあ。

ただ林のおばちゃんも言っているが、非常に成長が見られたシゲアキだったので次回作がいよいよ本当に決選投票に絡んでくるかもしれない。

林真理子の講評がこれだけだったので、受賞者お二人の会見の記事をちょっと

↓

芥川賞は九段理江さんの「東京都同情塔」、直木賞は河﨑秋子さんの「ともぐい」・万城目学さんの「八月の御所グラウンド」に決定（Yahoo!ニュースオリジナル THE PAGE）　日本文学振興会は17日、第170回芥川賞・直木賞の受賞作を発表した。芥川賞は九段理江さん（33）の「東京都同情塔」、直木賞は河﨑秋子さん（44）の「ともぐい」と万城目学さん（47）の「八月の御所グ

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二人とも私より年下・・・という事実に驚きを隠せません！！！

何度見ても河崎さんの異色の経歴に面食らう笑

河﨑秋子さん「ともぐい」が直木賞受賞、明治期の北海道を舞台にクマと戦う猟師描く　羊飼いをしながら作家デビューした異色の経歴（HBCニュース北海道） - Yahoo!ニュース　北海道の羊飼いだった女性が直木賞作家になりました。　第170回直木賞に選ばれたのは、十勝在住の河﨑秋子さんの「ともぐい」。　「鼻から息を吸い込む。決して音を立てぬように深く。零下三〇度の冷

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そりゃ地元の図書館は河﨑さんの著書を並べまくるでしょうね。

こりゃメデタイ！

当日の万城目ちゃんは京都グループとご一緒だった模様。

直木賞受賞・万城目学さん　「待ち会」豪華メンバーとまさかの過ごし方　ネット「ほっこり」「笑える」（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース　第170回芥川賞、直木賞（日本文学振興会主催）の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は九段理江さん（33）の「東京都同情塔」（新潮12月号）、直木賞は河崎秋子さん（44）の「

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私は

＞あとは同じく京大グループのもりみん（森見登美彦）の受賞を待つのみ。

＞もりみんの受賞が先だと思ってたんだけどな〜。

＞（理由：もりみんの方が好きだから笑）

と書いたのだが、そのもりみんらと一緒に受賞発表を待っていたそう。

うーん、メンツが濃い。

「「特に森見さんとは、今までも直木賞というものに対してお互い不毛な議論を交わすことが多く、我々は正攻法ルートではなくて、不必要に面白ルートから攻めてるんじゃないかと…安全な進み方が確保されている道ではなくて、裏の誰も通ってない絶壁を目指しては滑落しているんじゃないかと。そういう話をずっとしていて。なかなかこのルートからの登はんは難しいんじゃないかと。やっぱり無理じゃないかとか話すような感じだったので、こうして獲れてしまったことがびっくりでして。次は森見さんだとバトンを渡したい気持ちです」と“盟友”に感謝とエールをおくった。」

自分たちが「不必要に面白ルートから攻めてる」とわかってらっしゃるのがウケる。

そんな万城目ちゃんも言うように、次はもりみんですよ！！！！

さてこの記事の冒頭にも書いてあるが、万城目さんは

07年「鹿男あをによし」、09年「プリンセス・トヨトミ」、10年「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」、13年「とっぴんぱらりの風太郎」、14年「悟浄出立」の5作品がいずれも直木賞候補作となり、今回は6度目のノミネートでの受賞となった。

もちろん今回の作品での受賞は喜ばしいのだが、過去候補作見ても、

「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」での受賞は無理だけど（コラッ）、「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「とっぴんぱらりの風太郎」「悟浄出立」は受賞に値する作品だったと思うのよ。

「かのこちゃん」はさすがに「不必要に面白ルート」すぎて頭のカッタイ選考委員らに敬遠される理由もわからなくもないが、残りの２作品は欠点もあるが良作だったと思うんだけどなあ。

そんなご不満も今回の結果で吹っ飛んだ。

６度目の正直、おめでとう！

◆◇

さてさて宴もたけなわではございますが「３試合連続ホームランを祝う会」もそろそろ終了のお時間となりました。

続きは１ヶ月後の「オール讀物」の選評を参考に「たたかい終えて（第170回直木賞）」で書くことになりましょう。買うのを忘れてなければ・・。

大三振を繰り返して（グサッ。自分の言葉に傷つく）いたのは過去のこと。

打席に立てばなにかやってくれると期待させるほどにまで成長した、ホームラン王あもちゃん（但し自称）。

今回も（も！）見事な大ホームランを撃ち放ったのであります。

野球、やろうぜ！！！

青空を背にして白球を追う選手たちの背中が美しい。

そして半年後、再びあもちゃんが放つ白球のアーチをみなさんは見ることとなるでしょう。

刮目せよ！！！

それではクッソ暑い地獄の半年後、皆さんまたお会いしましょう！さようなら！！

本物の直木賞選考会（第１７０回）ー結果・講評ー