先週末の土曜日 母から電話がありました。
『辰次郎おじさん亡くなったわ』
母の兄である叔父さんは92歳 母は5人兄弟の末っ子 兄は3番目の次男です!
叔父は奥様に5年前に先立たれ、今は長男夫婦と同居されています。
透析をしているので、その日は透析日だったそうです。
朝食をお嫁さんが、用意してくれ食べ
まだ時間が早いからと 『もう少し布団で寝る』と休みに部屋に戻りお嫁さんが、送り迎えをしてくれるので、叔父さんを越しに部屋へいき
声をかけるど、身体が冷たく息がなかったようでした。
今の話しの内容を母から電話で聞くと、
母は 『それがなぁ… お母ちゃん朝方夢で、辰兄さんが玄関先に来て、お〜い おるかぁ!って
言うた夢みたんやて 兄さん挨拶にきたんやろか?』
母が亡くたったと聞いたのは、亡くなってから4時間後だったそうでした。
内容を聞き、私は 『そうちゃう! 会いに来てくれたんやわ』
翌日のお通夜は行かず、私はお葬式に母と参列しました。
家族葬だったので、身近な親類だけです。
辰次郎叔父さんの顔を見ると穏やかで、眠っているようです
まだ、葬儀が始まるまで時間があり母の姉と姉の娘さん息子さんもみえています。
すると、供花に母の名前がない!と供花を頼んでくれた姉と少しの諍いがはじまりました
母の代わりに代表して、私の弟の名前がありましたが、母は辰次郎叔父さんと兄弟なのに自分の名前が無いのはおかしい!と少し立腹しています
母の姉の供花はちゃんとありました…
お通夜に行かれた姉の娘さんは
『私もさっちゃん(母)の名前が無いのはちょっとなぁ…と思ってん』と母の擁護をします。
母のお姉さんも年齢的に80代半ばで、
最近 物忘れすると言いますが、世話をして文句を言われた事に腹立たしくなったみたいで、2人で小競り合いがはじまりました
姉娘さんは 『お母ちゃん もうええさか、やめときよし!』
『わしはさちこの名前があろうがなかろうが何も気にせーへん
ごちゃごちゃ言わんでもかまんよ』
辰次郎叔父さんからのメッセージです。
私の頭の中へ声が入ってきました
母やお姉さん 従兄弟達の前でメッセージを伝えます。
それを聞いた2人は、それ以上その事に触れなくなりました
私に似て 私が似たんですね
母も向こう気が強いので、気が済まなかったのでしょうね
葬儀の間 辰次郎叔父さんは
みんなに迷惑かけないうちに逝けてよかった
布団へ入ったら眠くなってきて鼓動の音が聞こえなくなったら目が覚めんかった
5年前に先に逝かれた奥様が待ってるんやろか?
また一緒に居らんとあかんのか?と
生前は少々性格がキツめなお見合い結婚された奥様の事も気になったようです…
とメッセージをくれました。
葬儀が終わり火葬場へ行き最後のお別れをします。
わしは何も心配らない
心配するならさちこの事や
母は右足が交通事故で義足になりました
辰次郎叔父さんも事故で人差し指と中指を無くし末っ子の母が自分と同じように不自由な身体になった事が一番の心配のようです。
だから 母の夢に現れ会いに来てくれたのでしょう
辰次郎叔父さんは本当に穏やかで優しい叔父さんでした
母の姉が『自分も兄さんみたいに亡くなりたい』と母に言ってきたらしく母は
『人柄や』と応えたそうでした
母の兄弟は 姉 兄 兄 姉 母
順番に亡くなっています。
火葬場で母の姉は 『次は私や!』と言い
母は 『私しか、先や!』と2人でコミニケーションと言っておきましょうとっています
それを聞いた姉娘さんは
『そんな、縁起でも無い事言われん!』と言います
生きているから、小競り合いもできるのですね
妹である母はいつも姉のいうことには、逆らえず服従のようでしたが、『最近は言いたい事は言うたんね!』と言います
辰次郎叔父さんは 名前に辰がついているので
辰年になり天に昇る登り龍になったんやなぁ
と私は捉えています。
(絵はGoogleからお借りしました)
辰次郎叔父さんのご冥福をお祈りします🙏
本日もご覧いただきありがとうございました🐉