うちには猫がいるんですけど、歴代で5匹いたことも
あります。
病気や老齢で亡くなって、今では10歳と5歳の猫がいます。
10歳の黒猫は、いまだに警戒心が強く、撫ぜてほしく
て近寄ってくるのに、手の動きによってはすぐに逃げ
てしまいます。
対して5歳のシロクロは、警戒心ゼロ。
病院に連行する時も、歯の予防のお薬を塗るときも、
毎回やってるのに逃げることなく簡単に捕まえられます。
この差はいったいなんなんだろう~、と不思議に思って
たんです。
そのことに、今日氣づいたことがあります。
シロクロは、安心してるんです。
私が、というよりこの世界が、安全だということに。
だれも、この世界も自分に危害を加えるなんて、考え
てもいない。
安心しきってるんです。
そして、その姿はほんとうにかわいい。
黒猫がかわいくないわけではないけど、10年一緒に
いるのにいまだに警戒してる姿を見ると、なんで?
ってなることあるし、結局いつも警戒してるのは、
ゆるんでないんですよね。
安心してる姿はゆるんでるし、それを見てかわいく
感じるんだな、って。
人間も同じだな、と思いました。
この世界を「安全だ」と感じるか。
「危険だ」と感じるか。
それによって外に放つ波動も変わるんだな。
そして、それをみんなどこかで感じ取ってる。
私にとって、まだ世界は「危険」と感じてる。
シロクロのように、「安全」と感じ、ゆるんで過ごす。
それが、望みです。