うちの父は満89才。

10年くらい前から物忘れというか、記憶の欠如が顕著で、物忘れ外来にも通っていたこともある。

子ども達が中心となり企画したファミリー全員旅行で甥っ子が感謝の手紙を読み上げた時は号泣していた笑い泣きえーん笑い泣きえーん
それなのにその旅行に行った記憶の欠片もない滝汗

その父から最近母が物忘れが激しく様子がおかしいと朝一番に電話があった。

心配になり、娘とコロナの中帰省した。
母は確かに以前と比べ動作は緩慢だし同じ話を繰り返す。
しかし母も85才。89才と85才ならこれくらいのボケなら仕方ないかと特に何もせず帰ってきた。


その話を街のクリニックの受付で働く友達に話した。
すると
『そんなボケたお年寄りはいっぱいいるけど普通に生活してるよ』とびっくり
昨日まで普通だったのに翌日来院したら自分が向かう駅の方向がわからず聞いたり、隣にある薬局を思い出せず?聞いたり、と日常茶飯事らしい。
それでも皆家にたどり着いている。

本人は物忘れや認知が進行していることは記憶にあるのかな。
感情面はとても繊細だと聞くあせる

今は街中に一定数そうしたお年寄りがいることは覚えておこう。
そしてへんてこりんな言動のお年寄りに出会ったら、本人のプライドを傷つけないで、慌てず悔いのない行動をとれたらと思う。