お陰様で4月4日、当店も20周年を迎えることが出来た。
意を決してこちらに移転オープンしてからもう6年以上経過
カウンター
ボックス
お祝いのたくさんのお花に囲まれて幸せ
二階へと続く階段
思い起こせば、2000年に離婚、北九州から実家のある山口県下松市へ三人の小学生の子供たちを連れて帰郷。
2003年、水商売においてはほとんど素人ではありながらもカウンターだけの小さなスナックを徳山(周南市)に開店。
オープン当初は妹と友人スタッフ、厨房は母親に手伝ってもらい、家族のみでこじんまりと始めた。
開店初日からの数日間は、大親友のマーシーが東京からわざわざ仕事の休みを取って助っ人に来てくれた。
マーシーはこの20年間一度も欠かすことなく周年にはお祝いの花を贈ってくれた。
高校時代、そして東京での学生時代を共に過ごし、大人になってからも繋がる私にとっては唯一無二の大親友だ。
あの頃私も30代、若かった。
あの頃小学生だった子供たちも皆成人し、孫も4人出来た。
この20年間、たくさんの色々なことがあったけれども、辛かったこと悲しかったことが、何故かパッと思い出せない。
それよりも今むしょうに感じ思うことは、たくさんの温かい人たちに支えられて「今」があるということ。
お客様や従業員の皆に恵まれて助けられて、ここまでやってこれたこと、本当に有難く感謝の気持ちが溢れるのみだ。
昔お世話になった人がよく私に言ってた口癖を思い出した。
「お前はお金はないけど、人っていう財産がある」って。
本当にその通り、私の大切な財産「人」、その宝物に守られ支えられてきた。
この20周年という分岐点を機に、私も20年間やってきたアモーレミオのママを4月いっぱいで引退することを決意した。
無事周年イベントも終わり、ママとして出勤する最終日の4月28日。
開店してすぐに届いた贈り物
今は海外在住の「綾香」と、二児の母で忙しく頑張ってる「なな」、元スタッフの二人から
メッセージには・・
最終日にこんなメッセージつきのサプライズ、開店早々初っ端からウルってしまった。
そして私の大切な宝物、現アモーレスタッフメンバー
さっちゃん、ももちゃん、みゆ、私、沙希、まい、つかさ
4月28日の最終日、スタッフ皆集まってくれた
最終日はお陰様で20年間の中でもトップクラスの売上をいただいたと共に、何よりも素敵なお客様と素敵なスタッフに囲まれて、「20年間本当に良かった。ありがとう」と心からそう思える一日を過ごさせてもらった。
改めて・・
20年間、本当にありがとうございました。