電話での会話の最中に

思いがけない言葉を発したコウさん


自分がその時どんな反応をしたのか

はっきり覚えていないのですが

違和感とか嫌な気持ちでは全くなくて

むしろとても嬉しくてありがたいと

感じたのは確かで

ただ同じ温度でわたしがコウさんのことを

思っているかの自信がなくて

コウさんが期待していた

リアクションは取れなかったかな

と思います


彼とはすごくたくさん会話をするし

浅いことも深いことも何でも話せて

共鳴度や共感度はとても高いし

大切に思ってくれてるのも分かるからこそ

わたしもちゃんと向き合いたいと

思っています


そのあとも何時間も対面や電話で

彼とお話しをしているのですが

多分わかったことがあります


コウさんには子供さんが2人いて

お話を聞く限りとても積極的に子育てに

参加したり

子供さん達が小さな時から成人された

今に至るまで自身の趣味を一緒に楽しんだり

子供さん達とよく食事に行っては

仕事の話などでアドバイスを求められたり

するなど非常に良好な関係を保っています

「父親」として子供さん達を

愛情深く育て上げ

今なお愛してやまない感じなのです


つまり彼は親になることで

人を「愛する」ってどういうことなのかを

すでに体感済みで

わたしは親になったことがないので

親からの愛を受け取ることはあっても

自分の分身(=子供)を愛したことがないので

どういうのが「愛している」状態なのか

よくわかっていないのです

だから「愛している」という言葉を

無責任に発するのが怖いのです


コウさんに言ったら

(それくらい何でも話せる間柄に

なっているのはとてもありがたいことですが)

「そうか〜貴女の中では

ライクとラブの境界線が

少し曖昧なのかもね」

と言われました

なるほど〜

確かに「好き」という言葉は

それほど身構えずに言えますね


ライクがラブに切り替わるのが

わかった日にわたしはやっと

彼の言葉にお返事できるのかな