可能性 | 嗅覚を失ったバーテンダー

嗅覚を失ったバーテンダー

短編小説風に、書き留めていたことを整理し、まとめていきたいと思います。

初診

予約した日に行ってみると、今まで通っていた病院とは段違いの設備に驚きを覚えた。

内視鏡検査は、以前大学病院で受けたのと変わりはなかったのだが、CT検査は初めてである。

最新のCT検査の結果を断面的に見せてもらい、

脳の臭いを感知する場所までにポリープがいくつも塞ぐ様にあり写真には空洞がなく、

真っ白だった。

前の病院で調べてもらった時は、レントゲンだけで、

頭蓋骨や鼻の骨には異常がないとだけつげられただけだった。

ここまで、鮮明に写真を見せてもらうと、取り除けば治るような気がした。

その他、臭いの検査を受け初日終了。

最新技術により精密に調べてもらうと、ここまで違うのか!っという位、

今まで通っていた病院のショボサに少しゲンナリした。

また、先生いわく、たまに臭いがしたりする限り、

交通事故等で嗅覚がしなくなった訳ではないので、

手術すれば治る可能性はあると言ってくれた。

まだ半信半疑ではあったが、、少し未来が見えてきて、気持ちが向上した。

薬を2週間分もらい、他に、鼻うがいを推奨してくれたのでキッドを購入。

服用薬品名(セスタミン配合錠・ルリッド錠150)点鼻薬は、リノコート(パイダースプレー)

次回の予約を取って帰宅。