星に願いを | 嗅覚を失ったバーテンダー

嗅覚を失ったバーテンダー

短編小説風に、書き留めていたことを整理し、まとめていきたいと思います。

なか一日おいて5回目の診療

今日は首からの電気で始まり、次いでいつもと同じ箇所。

日曜日ということで空いていたので、先生と少し話ができた。

嗅覚障害の患者さんは以外と多く、耳鼻科では治らない方がたくさんいらっしゃると言っていた。

気晴らしに、銀座で一杯飲んで帰ることにした。

デコレーションの星型のレモンピールがグラスの内側に飾ってあり、

シェーカーから注がれる時に願い事をすると叶うというカクテルをいただき、

“嗅覚障害が治りますように”

とお願いした。