「...いいかい、君がこれから大人になって世渡りをして行くためには、“ロジック(論理)”を身に付けることだよ。」

15歳当時、高校進学に向けての受験勉強でお世話になった、家庭教師(大学院生)のNさんの、初対面の挨拶の際の言葉です。

遊びに夢中で、学校の授業進行からかなり遅れを取っているのを問題視した母親の策略で、何の前触れ(説明)もなく、夕方に帰宅していきなり紹介されました。

芽生える自我に反抗期の真っ盛り、その後の一悶着からの展開云々は省きますが、意外にも直ぐに勉強に向き合えたのは、先ずNさんがチラシの裏面にさらっと書き上げて見せた、数ヶ月先の受験日に至るまでのカリキュラムが、簡素でありながら巧み(論理的)に構成されている様に目を見張ったからです。

「中学校三年間の学習内容なんて大したこともないよ。大変だの何だの騒ぎ立てる周りの大人たちの雑音ばかりが無駄にうるさいから、君たちが理不尽なプレッシャーに追い詰められたり、変な暗示にかけられてしまうのも無理はないけどもね。」

「...ところで、(Nさん> 本棚に目を遣って)君は “家畜人ヤプー”なんて本を読んでいるのかい? あははっ(爆笑)、へぇー!」

「はい、まぁ ...(自分> いや、偶々本屋さんで目に入ったタイトルに好奇心がくすぐられて買ってみただけで、まともに読まずに飾って時々眺めていただけでした ; ; 苦笑) 」

Nさんの実直でありながら屈託のない人柄もありますが、何よりも物事に対しての論理性が明快で、説明の内容よりも論理そのものの面白さに目覚め、一気に学校の授業にも興味が向いて、まるでゲームを楽しむように自分のカリキュラムをやっつけて行けた思い出があります。

いま振り返ってみても、強い影響を受けた家庭教師でした。


学生の受験シーズンも終わりを迎える頃ですね。
時代は移り変わっても、大人たちの騒がしさは収まらず、後は野となれ山となれ...
当事者でもない自分には、何処吹く春の風に、かつての15歳の姿を眺めています。



♪「Mr. Crowley(Live On Stage 1980, UK Tour Special EP)」:Randy Rhoads with Blizzard Of Ozz
http://youtu.be/vC_JN8Lwrog

♪「Mr. Crowley(Live at “After Hours” TV show,  Rochester, NY, 1981/4/28)」:Randy Rhoads & Ozzy Osbourne Band
http://youtu.be/G3LvhdFEOqs





^*動画、及び添付のドローイングは、本文の内容に関わり合うような意味はありません。