死産についての記録です。
気分を悪くする恐れのある方はご注意下さい。
9月29日の夜。その夜は夜勤だったため早めに娘とベッドに入り仮眠をとろうと思った。その時やっぱり胎動がないなぁ。とまた不安になった。とりあえず職場に行ったらエコーで見てみようかなと軽く考えていた。
第3子を11週で流産していたため、今回の妊娠は胎動を感じるまで職場のエコーを拝借して心拍を自分でたびたび確認していた。
夜中出勤してから、すぐエコーを当てた。いつもすぐ見つかるピコピコ動いている心臓が見えない。まさかな。赤ちゃんの角度で見えないだけだよね。とりあえず仕事して後でまた見ようと思い、情報収集して見回りしてからまたエコーを当てた。やっぱり、心臓が見つけられない。そして赤ちゃん、手足動いてない。
先輩と夜勤だったので、相談した。そして安心して夜間働くためにも救急外来で医者に診てもらうことにし、当直の産科医師に診てもらった。
医師は無言でエコーを当てていた。
やっと喋ったと思ったら、
…心拍ないですね…。
羊水もほとんど残ってない状態です。
え?破水してないですよ。と伝えたが、羊水は破水しなくても吸収されたり無くなることがあるとのことだった。
私は呆然とした。頭が真っ白になった。は?何言ってんの?と状況を理解できないでいた。
もうわけわかんない状態で、エコーを終えて私は仕事に戻ろうとした。じゃ私、夜勤なんで戻ります。と。
もうこの時点で精神的におかしい状態だった。
助産師や医師にイヤイヤ…仕事戻れないから。このまま入院して。と言われた。
もうわけわかんないし、何言われてんのかさっぱり頭に入ってこないし、仕事穴あけちゃうし、それよりなんなの?赤ちゃん死んじゃったってどういうことなんだよ。
とりあえず家族に電話して来てもらって。と言われた。
荷物もあるし、所属の病棟に一回戻らせてくれと頼んで一度仕事場に戻らせてもらった。