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護摩堂大掃除


犬飼寺日記

10日、朝から集まっていただいた世話人の皆様、お疲れ様でした!


年に一度の護摩堂の大掃除。

仏器から灯篭までたくさん掃除、磨きをして頂きました。


普段から護摩の火でススがたまる護摩堂のこと、

それはもう



   なんということでしょう…



と思わず口をつくような変わり映えです。


ビフォーもアフターも写真は撮り忘れなわけですが・・・



これで護摩堂はおわり!次は…教堂!

すみませんが、よろしくお願い致します!


世話人のメンバーでなくても有志の方がおられたらお手伝いください。




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イチョウが黄色に染まりました。

来年の暦の表紙をどうしようか考えていたのですが

コンデジで撮ったこの写真を見て、これがいいかも?

と思って今日、天気が良かったので

久しぶりにデジイチ片手に境内撮影しました。

へたくそですが;


夜にライトアップしようかと思ったら

山門用の電球のソケットが錆びてた…

普段から使わなきゃだめですね。

十一月十五日は七五三。

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色々と検討した結果



今年も不二家へ。




小さい子はどういうものが嬉しいかな?

甘すぎるお菓子はあげていない家庭もあるかも?

記念写真に映えるのは?

そもそも長いアメって食べづらくない?



…などなど多岐に渡る議論の末


やっぱり長いアメにいたしました。

末永く健康に育ちますように、という願いがこめられています。



(チュロキーなども候補だったのですが、日持ちなどの条件で

脱落しました。誰か子どもが喜ぶ長いお菓子を教えてください)



3歳は髪を伸ばす「髪置(かみおき)」

5歳は初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」

7歳は、それまでの紐付きの着物に代わって、

本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする

「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」の名残りである

・・・wikipedia調べ。


現代の日本では「未熟児」で生まれても

さほど心配せずに健康に育てられるだけの医療技術があります。


しかし、一昔前まで、7歳までの子どもは「神の子」とされていました。

7歳を越えてやっと人の社会へ向かえられたのです。



10歳、小学4年生。この学年で「はんぶん成人式」をして、

将来の夢を語るなんて学級行事があったりします。


昔の元服が15歳ということを考えると

7歳がそれにあたったのかもしれませんね。




↓ 庫裏の裏庭。ピラカンサです。真っ赤な実が鈴なり。

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たべられません。

お墓の無縁仏にヨウシュヤマゴボウが供えてあって、

とっても微笑ましいと思ったのですが、あれも食べられません笑。



そろそろ紅葉の季節ですね。

境内のイチョウも一気に衣を落とし始めました。


京都のお寺もライトアップされて最高に綺麗だろうなぁ…

東山辺りを縦走したいです!




五條無縁仏供養

28日、護摩供終わってから直ぐに用意をして

近所のお寺、寄足山生蓮寺 へおじゃましました。



タイトルにもあるとおり、無縁仏のために

結集寺院が数ヵ寺集まってお供養をします。


いつもは屋外でテントを張り、墓の前でのお勤めとなるのですが

本日は台風の影響か、雨天のために屋内の広間での法要となりました。


広間のガラス戸を開け放っての読経です。

ここ数日で気温が下がってきたのは感じていましたが、

お経を読む息が白いのに驚きました!


季節の移り変わりは早いものです。



写真は生蓮寺の中庭。

庫裏の建て替えの時に整備されたそうです。




境内一面の蓮鉢も見事ですがこちらも中々です。

最初に拝見させて頂いた時とは少し植物が変わっていますか?

苔から龍の髭になっていました。


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庭を眺めるには、雨のほうがいいですね。

塞翁が馬というやつですか。