福岡県北九州市小倉を歩く2
放浪日2019年8月18日
色んな事に諸説あるらしい小倉の町を歩いて観ています
【小倉城】におはようございます!と挨拶をして
次に向かったのは【旦過市場】です
【旦過市場】は大正時代から続く小倉の宝物です
“北九州の台所”のひとつとして、地元住民や観光客に愛されている市場です
【旦過市場】は大正時代の初めにこの“神獄川”を昇る船が荷を揚げ、商売を始めた事から始まると言われています
市場がある地に玄界灘の鰯を積んだ伝馬舟が川岸に船をつけ
網ごと荷を揚げて空き地で商売を始めたそうです
その後は周辺が荷を保存する倉庫として活用されたり
祭りの時には、化け屋敷、首抜け、相撲などのかけ小屋が出来て賑わっていました
日常的に人が集まるようになると、
広島から回航してきた“かき船”が集まったり
うなぎや鮮魚料理を営む船が行き交うようになり、“小倉の庶民の台所”と進化してきました
昭和時代になると、【旦過市場】は卸しと小売りの両方の機能を持った市場として拡大してきます
そこからこの“神獄川”の河川上に張り出すような形で建物が建って行ったのでした
無論、戦後は闇市の役割も果たし
昭和30年頃からは現在の店舗へと建て替わり
組合が設立されたのでした
近年は大型店舗の郊外進出によって危機がありましたが
地元住民の想いにより衰退することなく、現代では逆に新鮮だという観光客の声を受け、
現在も“小倉の宝物”として、存在価値の高い市場だと思います
あもんは2014年にここ旦過市場を歩いています
とても気に入って、昼夜朝と通いました
5年ぶりにどうなっているかと思い訪れて観ました
相変わらずの好きな雰囲気です
朝早いので小売店は営業前でありますが
雰囲気を演出する電球も良い感じですね
この市場はLED電球で明るくしたらいけない気がしますw
お元気そうで、なによりです
5年の年月で更に良い感じに仕上がっています
山口県岩国市の美味しい日本酒“獺祭”の幟がある!
小倉の人は“美味しいモノ”のアンテナが敏感ですねw
おっ!昭和レトロの街【新旦過横丁】の看板が新しくなっている!
ここは実に味のある飲食店が並び、逆に現代人に人気があるエリアです
この路地の狭さが素敵なのです!
昭和のドサクサ建築群です
逆に現代ではこの狭さは再開発できない為
“貴重な昭和遺産”として重宝されているのです
5年前より、ちょっと小綺麗になっている感じです
でも、横丁の世界観は変わっていませんよ!
【アトリエPEPE】さんは以前は無かったはず
素敵な落書きアートですね
未来型ドラえもんが笑っていますw
PEPEが徐々に大きくなっている!
ところで、PEPEって、何なのでしょうか?w
水が止まっていませんよ!ww
【PEPE蔵】さんと言うお店でしたか!
開店2か月、おめでとうございます!
こちらの扉アートは5年前もあったぞ!
5年間、そのままあり続ける落書きもある意味凄い!
このお店もご健在で良かった~
はい。自動車は絶対に通れないから大丈夫です
台車とはリアカーのことでしょうか?
罰金5千円は当時としては大金だったのでしょう
しかも昭和土地建物(株)さんとは出来すぎです
と、5年前はこの様なコメントをしていましたw
狭い空間に大きな排煙ダクト
これもドサクサ建築群の特徴ですね
縦横無尽に渡る電線も、ドサクサ建築群の特徴です
自由道の高い外壁もこの世界観を創っていますよね
ファミコンのコントローラーⅡだ!!
ほとんど使うことなかった、マイクがついている方です!
初期型はボタンが四角で、ゴムだったのを思い出しました
使っていたら、ゴムボタンが取れるんですよねw
この様に【旦過市場】に来ると、“自分が過ごした昭和”も思い出すことができるのです!
ということで、続きます