放浪日:2018年11月23日
2018年3月31日 広島県三次市と島根県江津市を結ぶJR三江線が廃線となりました
1日5往復で、三次江津間で4,5時間かかる路線です
昭和5年に三江北線として半分が開通し、昭和50年に全線開通となって以来
様々な論議がありましたが、遂に廃線を迎えてしまった三江線です
廃線となる前に三江線の全駅を観る旅をしましたが
その後駅はどうなっているのか?とふと思い、島根県邑南町まで車を走らせてみました
目的地は邑南町の観光名所となっていた【宇都井駅】です
“天空の駅”として全国的に有名な駅でありました
迫りくるような橋梁の下を潜っています
こちらも旧三江線の橋梁で【第3江川橋梁】です
ということは、この橋もいつかは取り壊されるのだと思います。。
かつては人も渡ることもできて、大活躍だった橋です
この橋も観られなくなるとは、橋フェチあもんにとってはそれも悲しい現実です
せめてこの目に記憶させておこうと、ガン見しておきました
【宇都井駅】は美しい里山風景に突如現れます
地上20mのホームは当時、日本一の高さでありました
まるで要塞のようです
銀河鉄道999が発車してもおかしくない雰囲気ですw
この素敵な駅も取り壊されてしまうのか?と危惧されましたが
宇都井駅は廃線後も駅を中心にして、地域を活性化させる活動をされているそうです
素敵な民家が近くにありました
飾り窓がなんともおしゃれです
ん?何やら車が多く泊まっていますよ!
この日は何かイベントでもあるのでしょうか?
廃線駅とは思えない人だかりです
近くの田んぼで何かしていますよ
地元の方々なのか?全国の有志なのか分かりませんが
みんなで何かを造っているご様子
田植え?いや、違うと思います
電照アート系のモノを植えております
夜になるとこれが光るのだと思います
廃線後でも、こうして人が集ってくれるとは【宇都井駅】は幸せ者ですね
みなさん、結構楽しそうw
あもんもどさくさに紛れて参加しようかと思いましたが、遠慮しておきましたw
皆さん、チームワークが良いみたいでw
あもんの様な協調性のない者が参加はしてはいけないようです
このキャラなんだっけ??
見覚えはあるのですが、真っ黒なので思い出せませんw
“服部藤馬翁”の碑がありました
翁は明治九年に宇都井に生まれ、医師として地域に貢献する傍ら
昭和21年に没するまで地域の財政安定と三江線敷設に尽力された方です
田植えが終わったご様子です
え?小さな路線ができていますw
廃線後に新しい線路を敷設したみたいです
もしかして、このレールサイズで“三江線復活”を狙っていますか?w
なんですか?これは?
真相をつかもうと思いましたが、ちびっ子に大人気だったので、遠慮しておきました
えっつ!廃線した線路に何か走っている?
これは、トロッコでしょうか?
実は【宇都井駅】ではこの日
廃線路にトロッコ列車を走らせるイベントが開催中でした
そのイベントが面白いという噂を聞き、訪れてみたのでした
ということで、続きます