岡山県備前市を歩く3~備前市は一流作品が並ぶ町並みだった!~の巻 | あもん ザ・ワールド

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放浪日:2018年10月21日

 

岡山県備前市で年に1回開催される

【備前焼まつり】を歩いて観ています

【天津神社】だけでなく、備前市全体の備前焼への想いは日本一なんでしょうね

お祭りマップには店名の他に個人名も書かれています

これは多分、備前焼作家さんたちなのでしょう

国指定史跡【伊部北大窯跡】を観てみましょう

読むと、築窯は室町時代とされています

神社の境内らしく、地元の方が参道でくつろいでおられましたw

ん?陶片が散乱しているだと?

持ち帰ったりする人がいるのでしょうか?

室町時代の陶片だからですか?

忌部神社にお参りしておきました

ちなみに、ここの山は不老山と言います

ところで、大窯跡はどれでしょう?

この辺りらしいです

大量生産が必要となった為に、共同窯として築窯されたそうです

その面影は全くありません

桃山時代の茶の湯の流行りによって江戸時代まで賑わったみたいです

よく観たら陶片が落ちています

ただのゴミっぽく観えますが

室町時代の陶片かもしれませんよ

掘り返してまで持って帰る人がいたのでしょうか?

えっつ!?持って帰った人からの手紙が掲示されていました!

どうやら、身体に不調が起き、祟りの様だったみたいです!!

陶片のお持ち帰りは絶対に止めましょう!

さて、町はまだまだ大賑わいです

やはり、備前焼2割引きというのが魅力なのでしょう

【備前焼まつり】が始まったのは1983年です

今では陶器作家の名前も掲げるまでに人気となりました

なるほど!これが本気の備前焼か!

桃山時代に作られていて、今でも色褪せていない

むしろ、輝きをも感じます

おいくら万円するのでしょうか?

メガネも備前焼で作っちゃった中学生の作品w

備前市では伝統継承の良い教育をされています

陶芸店が建ち並んでいるのも、備前市の特徴ですね

ここまでの軒並びを観た事がありません

幼き頃から一流作品の備前焼を身近に感じて成長する

そういうのが伝統継承の基本的な教育なのでしょう

ちびっ子が食いつきやすいように

備前焼のガチャまで作りましたかww

おお!これは、新しい作品でしょう!

この様に食いつきやすい作品が伝統継承の鍵であります

岡山ブランドの桃太郎シリーズですね

可愛い表現もできるのが備前焼です

鬼を怖そうに作っても可愛らしいですw

どれひとつとして同じ柄で焼きあがらないのも備前焼の特徴です

焼き柄の違いが個性に見えて、表情にも見えますね

町に川が流れ奥に小高い山があります

そこに煉瓦煙突が重なるのが備前市の光景です

四季も加われば一流な光景が広がるでしょう

ここまで成長したら煙突として使えるのでしょうか?

出るのは煙だから燃えたりしないとか?

茅葺屋根のギャラリーもあります

町並み保存地区の記載は見られませんでしたが

備前市民が町並みを大切にしているのが歩いていて良く分かります

これは、立派な門と塀で!

これも備前焼で作っているのでしょう

優雅な曲線を描くことにより門に尊厳を与えているみたいです

先にある一本の花道と玄関が一流ですね~

この演出は拍手モノでした

やはり陶芸作家であれば、モノ作りのセンスがあるのでしょう

しつこさが無く偉大さのみを感じる良い曲線です

まさに“備前焼は一流である”ことの証明みたいです

ひとつの大きな花瓶として作りましたか?

この創造力の豊かさが備前焼伝統発展のポイントなのでしょう

“じょいぱれす”のセンスも良きw

ただ平仮名にしただけですが、キュートなアパートになっていますw

理容美容も備前焼

キリっとした仕上げにしてくれそうな床屋さんですねw

ギャグセンスも一流なご様子でw

思わずクスッとしてしまいましたよw

 

ということで、続きます