あもんの最近旅2019年12月 奈良県郡山市② | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

みなさん、おはようございます!放浪詩人あもんです

2020年も半年が過ぎようとしています

あもんは、このブログでお届けしている通り、旅バカですw

さて、ここ数年のあもんの傾向とは

“旅に行き過ぎて、皆さんにお届けするのが、ぶち遅い!!”ということですw

旅ブログとしては、旅先の最新情報をお届けできないという無様なありさまですよねw

所謂、“旅に行き過ぎて、記事を書く暇がない!!”ということなのです

しかも、一日の旅が“濃い”方なので、ひと記事には絶対に収まらず

こうした傾向に陥ってしまいました

今現在で、記事に出来ているのが、“2017年12月”ですから

2019年のあもん旅がお届けできるのは、もはや、数年後と言う予想となりますw

それでも、読んでくださる方がおられるので、この活動は止めませんけどw

この様な状況なので、『あもん君って、今どこに居るの??』とたまに言っていただきます

よって、数か月に1回は最近旅した情報を軽くお届けしようと思います

 

それでは、2019年12月から振り返ってみましょう♪

 

放浪日:2019年12月15日

放浪場所: 奈良県郡山市

写真撮影枚数:579枚

奈良県郡山市が運営している遊郭建築物【町屋物語館】をじっくりと観ています

この遊郭は大正13年に建てられた建物です

遊郭は江戸時代からありましたが、途中に消滅していた時期があったそうです

大正時代では店から遊女が顔を出すとういスタイルではありませんでした

よって1階の格子は細かく、2階3階になるにつれて格子幅は広くなっていきます

遊郭として活躍したのち、下宿宿として経営していたそうです

下宿屋廃業後、10年間建物は放置されました

建物解体が目前となった時、郡山市がこの建物を買い取りました

買取後も10年間は放置されていたそうです

その後、建物保存を望むボランティアの方々により建物に人が行き交うようになりました

イベント等に使われていましたが、建物内事故の保障は無かったので

誓約書を書いて建物を利用していたそうです

そして郡山市が耐震工事を実施し、現在に至るらしいです


洗面所も大正時代から今まで現役な感じです

お風呂は全面タイル張りです

大正時代にこの仕様は豪華すぎるでしょう!


出隅にはRのタイルが張られています

天井には家紋があります

これは、たまげますね~

便所です


便所前の床はガラス張りだったそうです

その下に金魚が泳いでいたという豪華さがありました

床ガラスの痕跡が!

お店に料金を払ったら、客間に通されます

指名をされた遊女は別階段で部屋に向かうシステムでした



客間は基本3畳です

VIPルームとして4畳半の客間がひとつありました

遊郭建築物の特徴である【飾り窓】

大正時代から“ハートは可愛い”という感情があったのでしょうか?

ハートマークはどこからやって来たのでしょうか?w

急な階段も可愛らしい明かり窓で照らしています

閉じる格子窓でした

これも、珍しい

軽く撮影に失敗していますがw

がっつり覗ける窓ですw

部屋の間仕切りにこの窓があったのですが、どう使ったのでしょうか?w

3階へと上がっていきます

2階より3階の方がゆったりとしていて、お花代が高かったみたいです

3階になると格子幅が広くなっています

3階ですからしっかりと隠さなくても大丈夫だったのでしょう

階で異なる格子を持つ建物は珍しいモノです

こちらは客座敷

所謂、待合室ですね

この穴はなに??

はい。これは、鉄格子設置跡だそうです

当時は売られた遊女もいたので、逃亡防止として設置させていたそうです

戦争で、鉄格子は没収されてこの様な形になりました

建物内はガイドさんが詳しく説明してくれます

しかし、語り人が居ないのが現状なので

この建物の詳細な歴史は不明だそうです

でも、建物は静かに物語ってくれますから

じっくり観察をして、あれこれ妄想するのが楽しいモノです

 

ということで、続きます