中津市を歩く1~大分県は温泉だけ県じゃない!~の巻 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日:2017年4月16日

 

大分県は温泉県!と全国で認知されたのは大分県の温泉は確かだと認められたことと思います

しかし、あもん的には大分県はお温泉だけじゃねぇ!と主張したいです

先ほど旅したのは“美しすぎる廃墟”でありました

今度は“美しすぎるトンネル”に狙いを定めてみましょう♪

あもんが向かったのは、大分県が誇る景勝地“耶馬渓”です

日本新三景選定100周年を迎えたみたいです

“やばけい”と読みます

ヤバい系ではありませんので、ご安心ください

あもんが車を止めたのは“本耶馬渓”です

本気でヤバい系ではないので、ご安心くださいw

ここでは、青の洞門を潜ってみましょう

青の洞門は羅漢寺の禅海和尚が、参拝客が難所を渡る際に命を落とさないよう、ノミ一本で掘り抜いたトンネルが始まりと言われています

禅海和尚です

もちろん、現在では立派な車道となっているので、禅海和尚が全開で掘ったトンネルは車道の横に存在しています

青の洞門入り口です

今思えば、どうしてここにトンネルを掘ろうとしたのか?川側に道を造ればいいんじゃないの?と思いますが、代わりに景勝が出来たので、グッジョブと言いますw

薄暗いですが歩車道がしっかり整備されているので安全です

車は事故防止のためにトンネル手前の信号で一方通行となっているので安心です

おお!和尚の手彫り作品が見られるそうですよ!

この洞門は江戸時代にのみと槌だけで30年の年月を掛けて造られました

手彫り感が満載ですが上だけを見ずに、足元に注意して歩きましょう

掘った岩を積み重ねたのか、自然の造形なのか分かりませんが、不安定な光景も続いています

自然の地層と人口の掘削跡が見られる珍しい洞門です

江戸時代に掘った和尚も凄いが、それを保存してきた中津市も凄いと思います

こちらのルートは観光地用に更なる整備もされています

この洞門は第一期工事落成後、工事資金調達のために通行料を徴収していたらしいです

時代は江戸時代で“日本初の有料道路”ではないかともいわれています

いきなり和尚が現れましたw

このルートの驚きポイントですw

この窓が最初に開けられましたと書かれています

これが窓も和尚の手彫りですか?

青の洞門が終わりました

歩いたのは数十分ですが、数十年の歳月が掛かっております

みなさんは、この道を味わって歩いて欲しいです

この日はやはり、外国語を大声で話す集団にも出会いましたし、懐かしの名車改造バイクに乗る若者集団も、パトカーが後ろを走る形で洞門を潜っていました

別に悪いとは言いませんが、きちんと味わっていますか?とお尋ねしたいと思います

 

さて、お腹が減ったので、ご飯としましょう

中津からあげ定食です

中津市は「からあげの聖地」として日本唐揚協会に認定を受けています

お店によって多少違いはありますが、ショウガやニンニク、ネギなどの約10種類の薬味を加えた、しょう油ベースのタレに漬け込んだ唐揚げが多いです

中津に「からあげ」が根付いているのは、「以前中津にたくさんの養鶏場があり鶏肉の入手が容易だった」「旧満州からの引揚者が中国での食べ方を再現した」「お惣菜店が揚げたてを提供したことが評判となり類似の店が増えた」などが理由だと言われています

ということで、今回はあまりツッコミ処がありませんでしたが、純粋に日本新三景を楽しみました

実はここに着くまでにかなり迷ってしまい(超える山を間違えましたw)、時間的に余裕が無かったことも理由のひとつです

次回は期待に応えられるよう頑張ります!♪

 

宇佐市を歩くに続く