放浪日 2016年5月４日
「わが国で最初に人工地盤を設けた住宅団地」である坂出人工土地を歩いています
現在から４９年前に夢の空中都市として建築された坂出人工土地
さすがに４９年も建つと、周囲の木造家屋は無くなりコンクリートビルが林立しています
このエリアが唯一であったコンクリート建築物も何も珍しくなくなりました
いち早く都市となったこのエリアでは、現在老朽化という問題に直面しています
そして、当時は十分であった団地の床面積も、今では狭い空間と感じるようになりました
当時は必要の無かった住戸内のお風呂も、今では絶対必要な設備となりました
その問題を解決するには快適な生活となる改修工事ですが
近年問題になっている耐震という安全の確保にはかなり大掛かりな工事が必要です
また、現代ではマンションがローンで簡単に買えるシステムが確立してきましたから
どうせ、お金を出すのなら新しいマンションが良いというのはごく普通の考えです
そんな、昭和後期に建てられた建物の老朽化問題は全国でもあり
あもんが大好きな昭和建築物は日に日に消滅していっているのも現実です
ただ、あもんのように昭和が好きな方は全国にたくさん居るみたいで
日本の昭和を代表する建築物は後世に残したいと言う意志も多くあります
ここ、坂出人工土地ではそんな意志の一環から、あるプロジェクトが開催されていました
坂出アートプロジェクトです
それは坂出人工土地の１階で催されていました
これは、アートではありません
単なる老朽化による錆ですｗ
このブテッィクマリオで開催されていました
店舗内の壁に映されている当時の映像がありました
！！なんですか、これは！！
人が仰向けになって中に浮いています
はい、これがアートです
奥には洗面台がひとつ
これは別にアートではないでしょう
奥を曲がると便所がありました
ここが通路になって反対側まで行けます
展示している側に侵入できましたｗ
入っていいの？と思いながら進みましたが
無人の展示部屋なので、多分大丈夫でしょう
上部から写してみました
はい、これがアートです
正面から写してみました
アートは様々な角度から見るのが面白いですねｗ
さて、戻りましょうかね
おお！坂出の方がメッセージを残されています
３歳から１８歳まで坂出に住んでいたみたいです
その彼の写真がありました！
気持ち良さそうに寝ていますねｗ
坂出にはちびっ子が気持ち良さそうに眠られる場所だったみたいです
↑今でもそうでしょ！ｗ
続く