安芸市を歩く8~偶然にも闘鶏場を見つけたきに!の巻~ | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

放浪日 201651

 

“旅は細かく計画しない方が楽しい”

あもんの旅持論のひとつです

 

旅はやはり、前日までワクワクドキドキするもので

あ~行って、こ~行ってと計画を立てるのも楽しみのひとつです

やはり、決められた時間の中で旅をするので

少しでも時間を無駄に使わない様に旅先で迷わない様にと

計画を立てて旅を始めるのは正しいことです

しかし、綿密にスケジュールを決めたために

何故か気に入った場所に長くいられないとか

目的地だけに目が行って途中にあった面白モノを見過ごしてしまうとか

色々とデメリットもあります

楽しみを多く設定し過ぎて、本当に楽しめない!ということもありますよね

 

だから、あもんは旅の計画は“大体”で設定します

午前中にこの方面、午後にはこの町を歩こうという感じです

そして、旅の途中でアンテナが反応したら、必ず寄り道をすることとしています

道の状態で、思わず通り過ぎてしまっても、引き返す性格ですw

なぜなら、旅先では“予想外の出会い”があるからなのです

確かに、『なんだ~そんなもんか~』とガッカリすることもあります

でも、『うぉぉぉおーすげーーー』とテンションマックスになることもあるのです!

 

安芸市から室戸市へと向かう途中で

あもんは小さな看板にアンテナが反応しました

“安田町闘鶏場”『なに!闘鶏場だと!!そんなのが高知にあったのか!』

桂浜で楽しみしていた闘犬を見られなかったあもんは

この闘鶏という文字にテンションがあがりました

もうすでに予定時間はとっくに過ぎていましたが

あもんは迷うことなく車を引き返し、看板の示す方へ

しかし、そこはどこにでもある細い農道が続く田舎道

行っても行っても同じ風景でキョロキョロしながら探しましたが

それらしい建物は無い

闘鶏場というのだから、大きな看板と広い駐車場があっても良いものの

数十分、車で迷ってようやく見つけました

 

そこは大きな納屋のような建物でありましたが

この看板があったので確信をしましたよ

入り口を覗いてみたら無数の鳥かごが!

こういう鳥かご自体も始めていたかも!

受付らしいところも入場料を払う所もないみたいでした

そして奥を覗くと数人の人が丸い布の中を覗き込んでいるではありませんか

 

『勝手に入っていいのかな~?』と思いつつ中へ

数人の人があもんをチラ見しましたが

何も言われなかったので、近づいていくことにしました

※以後は観覧注意です。戦う鶏の姿が現れます!

 無理な方はスルーをしてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて見る闘鶏です!

 

写真では分かりずらいですが、鳥が闘っています

 

動きが早すぎてそのほとんどがピンボケですw

 

闘鶏は世界各地で見られる文化のひとつであります

古くは紀元前からイギリスの方で始まっていたとか

日本では平安時代に「鶏合わせ」という名で闘鶏がおこなわれていたとされています

現在のような闘鶏となったのは江戸時代に入ってからと考えられているみたいです

 

 

激しく唇で突き、時にジャンプして鶏キックをしています

どちらかが戦闘不能になった時に勝敗が決まるみたいです

 

この戦いは結構な長期戦みたいで、鳥は疲れを見せつつギブアップをしていなご様子

 

おっつ!物凄い攻防で勝負がつきそう!

 

はい。勝負がついたようです

 

 闘鶏が終わり、地元の方は帰って行きました

 

鳥かごの中をじっくり見てみました

 

 

かなりの厳つさです

でも、その風貌と顔が芸術的です

 

彼らも手塩にかけて育てられた鶏なのです

日本人が伝承している文化作品と言っても過言ではないでしょう

 

 

ちょっと、ひょうきんな顔の鳥もいましたw

 

彼らも基本的には可愛がられて生きているのですね

その闘争本能を発揮して生きられるって

ある意味、幸せなのかもしれません

 

日々、美味しく頂いている鶏のから揚げを

有り難く食べさせてもらっていると思おうという気持ちになった

あもんでした