“愛”という言葉を綴るのは
なんだか卑怯な気がする
全てを愛してるで終わらせるなんて
そんな単純なものでは無いだろう
だから僕は愛をアイと変換して
いつまでも無限を追いけることにする
『君の仕草』
君ともう十年も付き合っているけど
僕の好きな君の仕草は変わっていない
君ともう五年も寝起きしているけど
僕の好きな君の仕草は秘密にしている
君と僕が喧嘩をして無視をされても
僕の好きな君の仕草を見れば安心する
君が一人で遠くに出かけている時も
僕の好きな君の仕草を思い出せば良い
君がこれから母になり皺が増えても
僕の好きな君の仕草は見られるだろう
君の仕草は君の思草だったとしても
僕の好きな君の仕草で騙され続けたい
君と僕のどちらかが居なくなるまで
僕の好きな君の仕草を僕の宝物とする
九州男 『1/6000000000』