この詩はR30指定です
無理な方はスルーして頂くことをお勧めします
年齢限定を強いるわけではありませんが
30歳以下の方は心落ち着かせて読んで頂くことを推奨します
『秘密』
君を僕だけが抱き始めて二年が過ぎた
君の胸元には常に絆創膏が貼ってある
それで何を隠しているか僕は知らない
『ヘアアイロンで火傷しただけなの』
二年前に君は僕に自然に答えたけれど
二年も治らない深い火傷なのだろうか
君が話そうとしないから僕は問わない
君の秘密が僕にとっての秘密にもなり
この秘密で張詰めた緊張感が気持良い
君の服を脱がす僕は秘密には触らない
君は自ら絆創膏をはがすことはしない
僕はこの秘密を知らない方が安堵する
朗読と解説です↓