あもん史 第四十一章 言葉 | あもん ザ・ワールド

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君へと届け 元気玉

あもんが夏の合宿で覚醒を終えた後
新たな後継者が応援団に入団した
野球の臨時応援団に入団していた“よっしー”である
彼も実は柔道部員であった
よってあもん達はカズ、イグリ、よっしーと
3人の柔道部員をヘッドハンティングしたこととなる
あもん達はよっしー達3人に体育祭あたりから声をかけていた
しかし一番悩んでいたのはよっしーであった
だからあもん達は“とりあえず合宿に来てみ~や”と言っていた
合宿は時間がたくさんあるため多く話すことができるからだ
その上、多くの熱い猛者も集まり多くの言葉を頂戴できるからだ
迷っているのなら丁度いい
あもん達はそう思った
そしてあもん達は合宿で多く語り合ったのだ


あもんはよっしーに聞いた
『なんで入団を決めたんじゃ?』
よっしーは言った
『押忍。僕もあもんさんのように覚醒したいからです!』
『何~あれか!!あれが決め手か!!』
『冗談す!僕は今まで柔道部にいたんですけど、何となくだったんです』
『なんとなく今まで学生生活を過ごしてきました』
『でもあもんさん他OBの方々の言葉によって分かったのです』
『高校生活で何かひとつでもやり遂げることができたら楽しいだろうな~と』
『卒業しても、笑顔で海田高校に帰ってこれるようになりたいな~と』
『僕はあもんさんを超えますよ!』
最後によっしーはびっくり発言をした
そしてあもんは言った
『満月と同化できんにゃ~俺を超えたと言わせんけ~の~』


よっしーは第30代応援団に入団した


海田高校応援団は毎年
文化祭にて次の代へ受け継がれる
現役幹部が引退するのが文化祭である


あもん達第30代もそのカウントダウンをする時がやってきた
『第31代応援団発足記念演舞』
これによってあもん達は応援団を引退する
この演舞は文化祭の最後の行事として体育館で公演され
一般の生徒や親、応援団OBや他校の生徒まで
応援団の演舞を見に訪れるのである
そこで毎年配られるのはパンフレットである
記念演舞のプログラム、現代と次代の幹部紹介
各幹部や一般生徒の作文等が綴られ
毎年その幹部が編集し発行をするのだ
そのパンフレットには各代の個性が現れ
それぞれ応援団を通して感じたことが綴られている
中でも最も個性が表れているのが表字と裏字
各代の熱い想いが言葉で綴られいる


ここであもんが持っている限りで
各代の熱い言葉を紹介する



第13代海田高校応援団

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第18代海田高校応援団

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第19代海田高校応援団

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第21代海田高校応援団

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第24代海田高校応援団


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第25代海田高校応援団

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第26代海田高校応援団

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第27代海田高校応援団

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第28代海田高校応援団

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第29代海田高校応援団

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第31代海田高校応援団

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第32代海田高校応援団

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第33代海田高校応援団

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第34代海田高校応援団

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第36代海田高校応援団

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第37代海田高校応援団

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第30代海田高校応援団パンフレットの編集者となったあもんは考えた
あもん達の代に当てはまる言葉は何なのだろう
あもんは改めて自分の応援道を回顧した


応援団に入団し己とのタイマンが始まった
己に激怒し、己に嘆き、己を恥じた
己を見つめ、己を育て、己を超える
己とのタイマンに幕が下ろされたと思った瞬間
あもんは自分自身も友に応援されていることに気づいた
応援されている応援団なんて格好の悪いものだが
あもんにとっては実に心地よい瞬間であった


ありがとう
第30代応援団を支えてくれたみんな
ありがとう
今からもずっともっと誰かを応援しないかい?
これからもずっといっしょに歩こうじゃないか!



あもん達は海田高校生である
応援団である以前に海田高校生である
人の前に立つ機会が多い只の海田高校生である
みんなと共に歩く海田高校生である


あもんが海田高校へ
そして受け継ぐ後輩たちへ捧げたかった言葉は


『朋』であった
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ひとりの団員の声よりか
10人の朋の声ほうが大きいのである





朋よ 共に笑い共に泣こうぜ
朋よ 共に分かち合い共に進んでいこうぜ
朋よ 共に青春を謳歌しようぜ


そして、あもんが選んだ裏字は
海田高校の校訓であったこの言葉だった



己を見つめ
他を敬い
共に歩む



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この言葉は現在
あもんの人生訓となっている






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