リボンヌ その② | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

リボンヌは詩人ではなかった
アコギを愛する女子高生だった
でも、なんだこの心地よさ
彼女の記事にはリズムがありオチがある
あるときあもんは彼女のひとつの記事に夢中となった
思わず、あもんはこんなコメを送った


リボンヌさん。こんにちは。

このブログの文をノートに書き写してください。
そして誰に伝えたいのか、何を伝えたいのかを考えながら、いらないことばを消していってください。
これからがことば遊びです。
リボンさんお得意のギャグをいれつつ主語動詞形容詞をいろいろ組み替えてみてください。
文脈を整えつつ声に出して読んでみて、また推敲
完成したらもう一度黙読
そこで出てきたことばをタイトルに


いい詩が出来ると思いますよ
これでリボンさんも立派な詩人に
そこに曲を加えると立派なアーティストに



勉強の邪魔してすみませんでした
では
バイ茶ンスは突然やってくる!見逃すな!
おやすみラクルは明日起こるかも




あもん先生 勉強になりました!!! (リボンヌ)
2007-08-19 00:15:34
あもん先生 こんにちは  


おぉ!!さすが先生!!! 
是非 一度チャレンジしてみます!!! 
と言いつつ すでにチャレンジ中です  
上手くいくかはわかりませんが 頑張ってみます
お得意のギャグ・・ですか・・? 
私にそのようなものございますでしょうか・・ 
いやはや ギャグとは難しい・・ 勤しみます!!笑  


いえ 人生何ごとも勉学・・ 
今日の教えは明日への扉・・ ?
自分で言うてて意味がわかりませんでした・・スイマセン  笑 

では バイ茶ンスは逃がしませんバーゲンのおばちゃん並に!
 
おやすミラクルは起きるのか?!いや起こすんだ




リボンヌは現役女子高校生だった
ある時、あもんは彼女のブログで驚愕な事実を知った!
リボンヌの学校の先生があもんと同い年だったのだ
そうなんだ
でも、そうだよね‥
よし!それでは、先生になってやろう!!
そう決意したあもんは上のコメを送ったんだ
そして、あもんは答え合わせをした

以下はあもんがリボンヌのブログの記事を参考に綴った詩である
8割方がリボンヌのことばである
リボンヌのブログ記事にちょっとことば遊びを加えただけである



『私はわたし』

今日はキラっと青春
ふたりはキャッチボール
あの頃と今とでキャッチボール
夕焼けに照らされながらキャッチボール
照明係の夕焼けさん
うちらの影絵作って~な


ポーンと投げる 今を投げる
あの頃が返ってくる あの頃をキャッチ
あの頃のすなおさ
今はちょっと痛い…


てか…私、コントロール悪ッ
なんで
セコさやずる賢さ
意地悪さを覚えたから?
だれか私をリセットして


疲れたからブランコに乗ろうよ
たしか この公園のブランコ…
あの頃が私の背中を押してくれた
なんか 照れる
照明係りの夕焼けさん
今がクライマックスよ!


空を見るのが好きやった
ブランコで揺られながら見るのが
好きやった
やっぱ変わらんかった
あの頃も今も
私はわたし
どんなに大きくなっても
変わらないよ 私


うわぁぁぁ… クサッ
クサくて甘い
三丁目の夕焼け


大人になっても青春
できるんかな…?




これをあもんは『あもんの夏季講習』と名付けた
これによりリボンヌもyouの『youの捧げる宝物』に投稿するようになった
あもんは詩人リボンヌを誕生させたのだ
あもんは『あもんの秋季講習』も行った




『あもんの秋季講習』

チュンチュンチュン 小鳥がさえずる清々しい朝
少し霧かかった町並みはゆっくりと目を覚ます


ツンツンツン
起きろよ~ 妖精あもんヌはリボンヌをおこす
起きない………
エーィイ キック~
おぉ 目を覚ました!
しかしまた寝た…


こらこらリボンヌ 睡魔君と仲良くするのはいいが
君たち人間の友だち 四季さんが目覚めているよ
早く顔を洗って四季さんに挨拶をするんじゃ
四季さんはこんなに君たちのために彩っておるのに
町の小さな木だって、空に漂ううろこ雲だって、ミミズだって、オケラだって、アメンボだって
みんなみんな生きているんだ 友達なんだ~
こらこら のっている場合じゃないぞ
まずは探すことじゃ ちいさなちいさな四季を
そして見つめることじゃ ちいさなちいさな生命を
そこで話し掛けるんじゃ ちいさなちいさな声で
耳をすまして聞くのじゃ ちいさなちいさなささやきを
絵日記に書くのじゃ ちいさなちいさな物語を


四季さんはいつも君たちに話しかけているぞ
無視しちゃいかん
忘れてはいかん
さぁ 四季さんに対する想いを綴るんじゃ


言いたいことを言うだけ言って
妖精あもんヌは去っていった





リボンヌさんおはようございます
秋季講習どうだったでしょうか
ちょっと訳分からん感漂いますが
詩人にとって四季を感じることが
ことばを誕生させる始まりなのではと思うのです
くれぐれも変質者と思われぬように
そっと四季に話かけてみてください
僕の詩『四季をいただきます』ティーンのほうにUPしました
ご参考までに…


バイ茶んとしたコメを書こうと思いつつリボンヌワールドに引き込まれるあもんヌ
これはこれで楽しいよね






そしてこの時綴った詩がこれである






『四季をいただきましょう』

さくらがピンクに 照れはじめ
ヨーイ ドンと クラウチング
つくしをバトンに クラス対抗
ポカポカ陽気が 賞品だ
卯月をいただきます


大地に萌え出ず 初芝で
ゴロンと寝転び 青空あおぐ
手のひら広げて 雲つかみ
ちぎってガブっと 食べちゃおう
皐月をいただきます


今日もどうして 泣いている
梅雨は毎日 恋愛相談室
愛を求める 蛍の光で
明日を誓う ふたりにキャンドル
水無月をいただきます


太陽元気で セミの合唱
海のDJ 波の音リズム
汗をかいたら 水を飲む
裸になろうぜ 自分探し
文月をいただきます


田舎の木陰で そよ風風鈴
スイカの早食い カキ氷頭痛
暑さに挑むな 納涼祭り
うちわをあおいで 微笑むなでし娘
葉月をいただきます


ヒグラシ聞いたら おうちへ帰ろう
夏の思い出 ダビング保存
肌が焦がれて 恋にも焦がれ
ひとみを閉じて 妄想恋愛
長月をいただきます


満月見つめて にらめっこ
うさぎの餅つき 鑑賞観照
秋の夜長に お団子よっつめ
脇腹二の腕 不完全燃焼
神無月をいただきます


見惚れる色彩 自然画伯
お山に着せたよ 十二単
もみじの色気は 艶やかルージュ
赤黄信号 人よ止まれ
霜月をいただきます


木枯らし吹いたら 落ち葉集め
澄んだ空気に たき火のにおい
白ずむ吐息で 会話する
結んだお手手が 暖かい
師走をいただきます


北風ヒューヒュー 冬将軍
水面の氷 恐くて固まり
霜枯れ樹木よ 今年もがんばれ
どんどの炎で しばらく応戦
睦月をいただきます


ぼた雪丸めて あのひと作る
雪原ダイブで ぼくを作る
冷たい雪を 想いが溶かす
純白世界で 心もリセット
如月をいただきます


そろそろ目覚めよ 小鳥の目覚まし
雪解け水で 洗顔ひきしめ
突っ張りほおを 笑顔で緩めよ
新しいにおいで 毎日ドキドキ
弥生をいただきます


四季よ
ごちそうさま




youがブログを卒業して数日後
リボンヌもブログを卒業した
彼女はさらに成長するためにブログを卒業した
いつも前向きなリボンヌは完全燃焼タイプ
不完全燃焼な毎日で少し疲れ気味だったあもんにリボンヌはパワーを捧げてくれた
今、リボンヌが何処で燃焼しているかはあもんは知らない
でもきっと、どこかでリボンヌワールドで皆を魅了しているであろう
こんな感じに‥









顔も声も知らない人と人

想いを共感し 認め合い 成長していく

ぬくもりの無いと言われるネットの世界で

何故、こんなにも温かいのであろう

それが

『ことばの力』なんだ!

文字と文字との出逢いはたまらなく温かい

何故、人は文字を綴る

それは自分を伝えたいから

何故、人は文字を読む

それはあなたを感じたいから

そして二人は笑顔となる