100人にひとりの美声
元ちとせ
何故だろうこの心地よさと安心感‥
奄美出身の彼女は奄美民謡を唄っていた
沖縄でもなく本土でもなく奄美諸島
琉球文化と大和文化が混在した文化
ここでの文化を本当の「チャンプルー」と言うのではないのだろうか
多くの支配者を受け入れ従い
それでも腐ることなく順応することによって生き延びた島人たち
そんな島人に島国の神様は独自の文化を与えてくれたんだと思う
「ハイヌミカゼ」「ノマドソウル」「ハナダイロ」に続く今回のアルバム
「カッシーニ」
何年たっても彼女の世界は色あせることない
いやむしろ進化を迎えている気がするんだ
この世界はきっとだれにもまねすることができない
「はじめワールド」なんだ きっと
そしてこの「はじめワールド」には多くの創造の神がプロデュースしている
島国人の得意分野である妄想の術が無限大だと感じた
ここに すてきな ことのはが 綴られている
「カッシーニ」
土星に環っかがある理由を
考えてみた
ガリレオはきっと笑うかな
好きで大好きでもうどうしようもなくて
気が付いたらあなたの周りをぐるぐる回っている
「蛍星」
“ただいま”と“おかえり”が今日もまた優しく手をつなぐ
出迎えるヒグラシは言う 帰還る場所は、ここ
☆
手を広げたら 欲張るだけで
いらないものまで掴む
両手ですくう それくらいでいい
小さく光るもの
「空に咲く花」
空にも花が咲いたらいいな
君のあかるい その笑顔を
いつでも思い出して欲しいよ
悲しみの中でも
☆
涙が星になったらいいな
会えなくなった あの友達の
優しい声が永久に近くに
聴こえるように
☆
空にも花が咲いたらいいな
君が生まれた あの日の朝
抱えきれないほどのありがとう
踊っていたよ
そして 最もはじめチックなこの曲
「はじめワールド」には誰でも入れることができます
イライラさん
プンプンさん
イジイジさん
シクシクさん
そして
ニコニコさん
はじめをはじめてはいかがでしょうか