こと‐の‐葉 十六節 | あもん ザ・ワールド

あもん ザ・ワールド

君へと届け 元気玉

この詩は2005年に綴った自作詩です


伝えたい言葉つづりましょう

ずっと ずっと いつまでも

あなたがいるから

きみがいるから


そして

『こと‐の‐は』が生まれた



こと‐の‐葉  十六節

$あもん ザ・ワールド



『偶然だね』
  
偶然という言葉のそばに
    
必然という言葉があるから
      
いつもあなたを
        
見つけようとしている




『そうなんだ』
  
あなたに興味があります
    
あなたを知りたいです
      
だから今
        
安心しています




『楽しいね』
  
あなたといるから
    
それだけで 
      
あなたがいるから

それだけで




『いつ会える』
  
そんな言葉を言わなくても
    
いつも想っているから
      
わたしはあなたに
        
決めました




『またあした』
  
あしたもきっと
    
会えるよね
      
あしたもきっと
        
晴れるよね




『さようなら』
  
また会えるから
    
この言葉は寂しくなんかない
      
きっとあなたも
        
そう思っているはず




『見つめないで』
  
見つめ返すことが
    
できないから
      
瞳の中の私の瞳を見ると
        
私の心がとけちゃうよ




『うちにいきたい』
  
あなたの住んでいるお家よりも
    
あなたの心のうちに
      
いきたいなんて
        
恥ずかしくて言えない




『愛している』
  
そんな言葉は言えない
    
そんな言葉は要らない
      
あなたが感じていれば
        
わたしが感じていれば




『ごめんね』
  
わたしにではなく
    
あなたの心に言っている
      
それが分かるから
        
わたしはそっとうなずく




『あ うん』

聞きなれている言葉のはずが

聞き覚えがないなんて

また言って

これからもずっと




『いつものやつ』
 
そんな言葉を
    
言えるには
      
いくつの時間を
        
重ねればいい?




『ただいま』
  
離れていた時のおかげで
    
この言葉が生まれ
      
あしたまた離れても
        
ちっとも寂しくなんかない




『おかえり』
  
きっと帰ってくると信じた時に
    
この言葉は生まれ
      
あしたまた言いたいから
        
あなたをずっと信じている




『はじめまして』
  
そう言った時の
    
はにかみの笑顔が鮮明で
      
想い出しながら
        
いつもの笑顔を見ている




『何してる?』

この言葉が始まりであって
    
永遠に終わらないと
      
思うから
        
いつもそばにいたい