小公女セーラ 第46話より

「小公女セーラ」は世界名作劇場の第11作目で、1985年にフジテレビ系列で放送されました。個人的には主人公であるセーラ・クルーは「母をたずねて三千里」のフィオリーナと双璧を成すお気に入りの美少女キャラでした。
ただ面白いのは、小公女セーラの方は作画監督によってセーラの顔がコロコロ変わる所でしょうか。個人的には上の写真もそうですが、山崎登志樹さんが担当された回のセーラが好きでした。
ところで次回の二次創作SSですが、アニメは最終局面が原作とかなり変わっており、原作ではセーラが大金持ちに復帰した後に学院には戻らず(当然学院への寄付も無し)、インドへ旅立つ所で終わっているのですが、アニメの方は10万ポンド(当時の金額でいうと約6億円)の大金を学院に寄付し、生徒にも復帰します。その後インドへ旅立つ所は一緒ですが、ラビニアが学院を去りアメリカへ帰国してしまう所は異なっています。
疑問なのは、敵役のラビニアが手下の学友と話したように、セーラが学院を買い占めるといった復讐に燃えていてもおかしくないのに、ろくに食事も与えられず、馬車馬のようにこき使われたことを感謝しているかのような態度を示したことでした。
まずはここをSSで補完したいと思います。