注:この作品は原作を元にした二次創作です。


まひろ達が入ったコンビニを遠くから、監視する二人がいた。


「ねえ、みはり! まひろちゃん達、コンビニに入っちゃったけど、なかなか出てこないし、どうしようか?」


「・・・たぶんトイレだと思うから、まだしばらく時間掛かるかもね。 ねえ、かえで・・・まひろちゃん達が出てくるまで、ちょっと街の散策でもしてようか?」


「そうね・・・でも見失うと行けないから、あんまり遠くへは行けないよ。」


「分かってるって!」


お分かりのように、みはりとかえである。 まひろ達が心配で隠れてついて来ていたのだった。さて、コンビニの多目的トイレの方へ戻ろう。


まひろ「えー!? なゆちゃん、北海道の高校へ行くのー? てっきりウチの高校へ進学するって思ってたけど・・・」


なゆた「ごめんなさいなのです。 ボクも最近まで進学するつもりだったのですが、北海道へ行く事が決まったのが、急だったので言えなかったのです・・・」


まひろ「そうか~・・・でも、なんでオレに打ち上げてくれたの?」


なゆた「まひろはもうすぐアメリカに行ってしまうからなのです・・・」


まひろ「そうか・・・それにしても、なゆちゃんが北海道へ引っ越すとなったら、みんなびっくりするだろうなー! でもなんで北海道?」


なゆた「お姉さんが4月から北海道にある研究室へ転勤になったのです。 それと幸運なことに高校も定員に空きがあって、面接だけで入れたのです!」


まひろ「そうか、なゆちゃん成績優秀だったしね・・・結局4月から、みんな進路はバラバラになっちゃうんだな・・・なんか寂しいな・・・」


なゆた「まひろにお願いがあるのです。 このことは、この旅行が終わるまで黙っていて欲しいのです!」


まひろ「分かった! でもさ、北海道へ引っ越しする前にお別れ会はさせてくれよな!」


なゆた「ハイなのです! そういえば、去年もボクのお別れ会やったの思い出したのです!」


まひろ「あはは! あれはあさひが勘違いして、なゆちゃんが近所に引っ越しするってのを転校だー!って騒いでたんだよねー!! なんか懐かしいな・・・」


ぽたぽた・・・まひろの目からは涙があふれて床に落ちていた。


なゆた「まひろ、泣いているのですか?」


まひろ「えっ!? あれ、おかしいな・・・涙が止まらない・・・」


なゆた「まひろがボクの為に泣いてくれて嬉しいのです!」


まひろ「うわーん!! なゆちゃーん!!」


二人は抱き合って泣いたのだった。

しばらくして、トイレから出てきた二人。


まひろ「ぐす、ぐす・・・あれ、みんなはどこ?」


もみじ「あっ、 やっと出てきた! まひろちゃん、こっちこっち!」


なゆた「3人でお茶をしていたみたいなのです」


あさひ「まひろんになゆたん、遅いぞ!」


まひろ「ごめん、ごめん!」


みよ「なゆちゃん、お腹大丈夫?」


なゆた「もう大丈夫なのです!」


みよ「良かった!」


もみじ「あれ? まひろちゃん、目真っ赤だよ! どうしたの?」


まひろ「え!? ちょ、ちょっと目にごみが入ちゃってー!!」


キラリーン!! その時だった、みよの目が何かを察したように光った。


みよ「何か訳ありね・・・」


まひろ「みよちゃん、なんか言った?」


みよ「い、いやなんでもないのよ! 気にしないで!!」


もみじ「それはそうと、私達お茶してたんだけど、まひろちゃん達も何か飲む?」


まひろ「あー、遅れちゃうから、ギョーザのお店へ早く行こうよ!」


あさひ「そうだぞ! あさひ、お腹ペコペコだぞ!!」


もみじ「もー、毎度のことながら、あさひはがっついてるなー!!」


コンビニから出てきたみんなであったが・・・


かえで「みはり、ちょっと遠くへ離れ過ぎじゃない! まひろちゃん達を見失っちゃうよ!」


みはり「いけなーい! つい遠くまで来ちゃった! あっ、みんな出てきたよ!」


かえで「えっ!? みはりにはあんな遠くのコンビニが見えるの?」


みはり「だって私、視力8.0だもん!(実は薬で強化したんだけど・・・)」


かえで「あんたはマサイ族か!?」


続く。