注:この作品は原作を元にした二次創作です。


厳しい寒さが和らいだ3月の中旬、 緒山まひろは二度目になる中学校の卒業式に参加し、その後のクラスにて・・・


まひろ「卒業式も無事に終わったか・・・ついに中学卒業か~!!(ま、オレは通算二回目だけど・・・)」


もみじ「ぐすぐす・・・まひろちゃ~ん! 遠く離れても私達のこと忘れないでね~!! ぐすぐす・・・」


あさひ「ま~ひ~ろ~ん~!! あさひはまひろんとずっとずっと友達だぞ!!」


なゆた「あさひが泣いているのを初めて見るのです!」


みよ「ねぇ、まひろちゃん! ほんとに海外留学しちゃうの? 今からでも考え直さない?」


まひろ「さすがにもう無理だよ~!! でも、学校始まるのは9月からだから、もう少しだけ日本には居るけどね~! それまでみんな仲良くしてね!」


緒山まひろは、高校進学はしないことを決めていた。 それは中学卒業後に男へ戻った際、周囲の混乱を避けようと思ったからだ。 といっても、またニートに戻る気も無く、目指していたアイドルコスプレイヤーの道も、真夏の祭典で熱射病で倒れて断念してしまっていた。 悩んだ末、両親が駐在しているアメリカへ語学留学するという口実で単身アメリカへ渡る決意をしたのだった。


もみじ「まひろちゃん、わたし決めたんだ!! 高校が夏休みになったら、まひろちゃんに会いにアメリカ行こうって!」


まひろ「・・・もみじ、結構旅費掛かるよ! お金大丈夫?」


もみじ「大丈夫だよ! わたし、高校入ったら、ワックでバイト始めるし!」


あさひ「あさひもワックでバイトするぞ!!」


もみじ「あさひは部活あるからダメでしょ!!」


あさひ「そうだった~・・・残念だぞ!!」


もみじ「・・・(これゃあ、アメリカへ行っても、女の子になるクスリが手放せないぞ・・・)」


桜花あさひは、助っ人で出た陸上大会で中学生記録を連発するスター選手となっていた。 そのことから、高校は県内の陸上強豪校へ推薦入学することになっていたのだ。


まひろ「そういえば、なゆちゃんも高校別になっちゃったんだよね!」


みよ「そうそう! なゆちゃん、結局どこの高校へ行くことになったの?」


なゆた「それは秘密なのです!」


もみじ「また秘密!? なゆちゃん、そういとこよくないよ! 私達友達でしょ!!」


なゆた「ゴメンなのです! どうしても言えないのです!」


まひろ「ま~ま~、もみじ! なゆちゃんだって言えない事情があるんだよ、きっと!」


もみじ「そうだね・・・なゆちゃん、ごめんね!」


なゆた「でも、これからも友達は続けて欲しいのです!」


もみじ「もちろんだよ! そうだ!! みんなで卒業旅行へ行こうよ!!」


まひろ「おっ、いいね!! わたし~、卒業旅行って昔から憧れていたんだよね~!! 高校卒業したとき、行きたかったな~!」


もみじ「ふぁっ!? 高校卒業したときって!?」


まひろ「あっ、いや、間違えた!! 小学校卒業!? いや違う! あばばば・・・」.


みよ「まひろちゃん、ドラマでもみたんじゃない?」


まひろ「そ、そーだよ! そうだった! あはははは!」


あさひ「まひろん、相変わらずボケてるな~!」


もみじ「あさひに言われちゃ、おしまいだね!」


まひろ「確かに!!」


あさひ「カニ!?」


みよ「そこ反応する?」


あはははは!!


周囲は笑いに包まれた。


続く。