注:この作品は原作を元にした二次創作です。
リビングのソファーには、今世紀最強の魔法少女の5人が勢揃いした。しかし、まどかの父の知久はその事実を知らない・・・というか、魔法少女そのものを知らないが、実は本人達も自分達の実力をよく知らなかった。知っているのはキュゥベえ達、即ちインキュベーターらのみだった。
我々は鹿目まどかの神にも匹敵するであろう魔法少女としての才能は知っているが、実は他の4人の実力も他の地域に住んでいる魔法少女達よりも抜きん出ていたのだ。
また、まどかの才能の昇華を本編の中では、暁美ほむらが時間操作の魔法を使い過ぎた結果、鹿目まどかの因果の絡みが極限にまで達した為と説明していたが、本当は違う。
それはあくまで鹿目まどかが覚醒したきっかけに過ぎない。実は鹿目まどかは、とある女神の生まれ変わりであり、本当の狙いは宇宙の平定である。つまり、宇宙の秩序を長い間乱してきたインキュベーターらの勝手気ままな振る舞いへの制裁なのである。
知久「さてと、君らお腹が空いているだろうから、僕が腕を奮ってご馳走を作るから、何でもリクエストをどうぞ!!」
杏子「っしゃ~!!おっちゃん、あたし中華ラーメン、チャーシュー大盛り!!それと餃子とチャーハン大盛!!」
マミ「ちょっ、ちょっと佐倉さん!!ここはラーメン屋じゃないのよ!!ちょっとは遠慮しなさい!!」
知久「ははは・・・全然構わないよ!部長さん、君達も遠慮しないでどんどんリクエストをどうぞ!!」
マミ「と、おっしゃられても・・・」
杏子「話の途中悪いが、あたしトイレ行ってくる。おっちゃん、トイレ借りるぜ!」
知久「佐倉さん、トイレはあっちだよ!」
トイレの方向へ指差す鹿目知久。頷いて席を外す杏子だった。
さやか「マミさん、へーき、へーき!!おじさんには遠慮無用だよ! 杏子みたいな図々しい奴には慣れているみたいだし・・・」
マミ「でも・・・」
まどか「さやかちゃんはウチのお父さんのことよく知ってるもんね。地獄の料理人だということもね、ウェヒヒヒ!」
マミ「地獄の料理人!? 何それ~!?」
知久「おいおい、まどか、あんまり父さんを誉めるなよ、照れるじゃないか!!」
まどか「誉めてないけど・・・」
さやか「まあ、そのうち分かりますよ。おじさん、他の人のリクエストは、このさやかちゃんがまとめておきますから、ハラぺコ大魔王の分をサクッと先に作ってきて下さいな!」
知久「そうかい、じゃ、よろしく!」
パタパタ・・・杏子がトイレからもう戻ってきた。
杏子「さやか、たまには気がきくじゃん!!アハハハ!!」
さやか「もう、終わったの!? 呆れるわ!会話聞いていたみたいだけど、笑ってられるのも今のうちよねぇー、まどか~?」
まどか「うん・・・」
杏子「なんだそりゃ!?」
5分後・・・
知久「はい、お待ち!!」ドン!!
タオルを頭に巻いた知久は佐倉杏子からリクエストされた料理の品をテーブルに置いた。料理を待つ間ソファーでテレビのお笑い番組を見て大笑いをしていた杏子だったが、その音に気が付きテーブルに駆け寄った。
杏子「おっ、もう来たのか!!おっちゃん、やるじゃん!!って・・・げぇー!!!何じゃこりゃーあぁ!!ラーメン次郎かよ!!いや、それ以上じゃねえか!!」
テーブルには特大の丼ぶりに入った中華ラーメンが置かれていた。そのラーメンには麺が見えないぐらいにチャーシューがたっぷりと載っかっており、その上にはもやしが東京タワーのようにそびえ立っていた。その脇には特大餃子と特大チャーハンも置かれていた。それとご丁寧に特大中華スープも添えられていた・・・
さやか「あはは・・・ほらね!専業主夫を舐めてもらちゃ困るのよ!!」
まどか「さやかちゃん、もしかしてウチのお父さんバカにしてる?」
さやか「へっ!?」
杏子「チクショ~、この杏子様が驚いちまったじゃないか!!まどかの父ちゃん、やるな!! この杏子様の胃袋を舐めるなよ~!!」
知久「おっ、いいね~!!若い子はそうじゃなきゃ!!どんどん食べなさい!!」
まどか「ウェヒヒヒ!!」
10分後・・・
杏子「参った~!!」
と叫びながらソファーの上でぶっ倒れる杏子だった。
ほむら「私の戦場はここじゃない・・・」
さやか&まどか&マミ「確かに・・・」
さやか「そういえば、まどかって前からおじさんのこと、“お父さん”って言ってたっけ?」
まどか「前からそうだよ! 幼稚園の時にお母さんから直されたんだ・・・うちのお母さん、ママとかパパとか大嫌いなんだって!」
さやか「へ~・・・(おかしいな~?前はパパって言ってたはずなんだけど・・・)」
続く。