注:この作品は原作を元にした二次創作です。
春うららかなある日、ごく普通の中学生である美樹さやかは英語の授業中にも関わらず机にうっぷせて居眠りをしていた。余程疲れていたのであろう、周囲の目も気にせずよだれを机にたらしながら爆睡していた。
さやか「すぴ~・・・むにゃむにゃ・・・」
まどか「ちょっ、ちょっと、さやかちゃん! 起きて!起きて!まずいよ~!」
本編の主人公である鹿目まどかは、美樹さやかの隣の席だったが、早乙女先生が我慢の限界を超えたような怒りの表情をしながらこっちに近づいてきたので、さやかを慌てて起こそうとしていた。
さやか「う~んう~ん・・・な~によ、まどか? 今いいところなんだから起こさないでよ・・・むにゃむにゃ・・・」
早乙女先生「み、美樹さん!! 起きなさい!! 今、授業中ですよ!!」
バーン!と先生はさやかの机を叩いた。本気で怒ったようだった。
さやか「きゃっ!!なになに!?せ、先生!! す、すみません!」
美樹さやかは先生の剣幕に驚いて飛び上がって立ち上がったのだが、口元からはタラーンとよだれが垂れ下がったのだった。
さやか「あっ!やばっ!」
ワハハハ!! 爆笑に満たされる教室内。
早乙女先生「美樹さん、随分と気持ちよ~く惰眠を貪っていたみたいですね。廊下に立ってなさい!!」
さやか「はっ、はい!!」
美樹さやかは手でよだれを拭いながら顔を真っ赤にしながら廊下へ向かって行ったが、途中で上条恭介の方を見ると、なぜか魂ここにあらずといった表情で恋敵である志筑仁美の方を見つていたのが印象的だった。
さやか「恭介・・・また仁美の方を見ている・・・もうあたしのことなんか興味も無いの?」
さやかの心は複雑だった。愛する恭介の手を治す為に魔法少女になり、連日魔女との戦いでロクに睡眠も取れない状況で必死に頑張っているというのに、恭介の関心は自分からどんどん遠くなっているように感じていたからだった。
続く。
おまけ
