注:この作品は原作を元にした二次創作です。
まひろ達は放課後にコスプレのポージングの特訓をまり先生から受け、自信満々でさくら祭のコスプレ会場へ乗り込んで行った。 会場には、みはりとかえでも来ていた。
まり先生「あなた達にはもう教えることはないわ! 自信を持って挑みなさい!」
みんな「はーい!!」
まひろ達が会場に現れると、瞬く間に人々が殺到し、写真撮影を頼まれた。
おたくA「ポーズお願いしまーす!」
まひろ「あばばば! えーと・・・クラスのみんなには内緒だよ!!」
まひろは最初ぎこちない仕草だったが、次第に緊張感も取れ、調子に乗ってきたようだった。 もみじ達も人気で撮影がひっきりなしだった。
もみじ「今とは違う自分になろうとは絶対に思わないことね。 さもなければ全てを失うことになる・・・まどかー!!」
みよ「もう何も怖くない! わたし、もう独りぼっちじゃないもの・・・ティロ・フィナーレ!!」
あさひ「さやか・・・独りぼっちは寂しいもんな・・・」
なゆた「後悔なんてあるわけない! 奇跡も、魔法も、あるんだよ!!」
まり先生「君は本当に神になるつもりかい? 訳が分からないよ!!」
夕方になり、まひろ達もコスプレの撮影会を切り上げ、帰る支度をしていた。そこにみはりとかえでが近づいて来た。
まり先生「皆さん、お疲れ様でした~!!」
みんな「・・・・」
みはり「おにい、いや、まひろちゃん!! 凄く良かったよー!! って、あれ!?」
まひろ「燃えたよ、燃え尽きたよ・・・」
みはり「真っ白になってるー!!」
かえで「まひろちゃん、頑張り過ぎたかな・・・はい、これ!」
かえでは栄養ドリンクをまひろに手渡した。
まひろ「おぉ~!! ゴクゴクゴク・・・プハー、生き返る~!!」
もみじ「う~、拙者にも一本・・・」
あさひ「あ、あさひにも寄こせだぞ・・・」
なゆた「ですですです・・・」
かえで「あらあら、みんな燃え尽きちゃったみたみたいね! みんなの分もあるから、ハイ、どうぞ!!」
みんなに栄養ドリンクを渡すかえで。
まり先生「さすが穂月さんのお姉さんね! 気が利いてる! それと緒山さんも久しぶりね!」
かえで&みはり「先生、お久しぶりです!!」
まり先生にお辞儀をするかえでとみはり。
まり先生「緒山さんは去年の授業参観ぶりかしら・・・」
みはり「先生、ウチの妹はコスプレイヤーとしてやっていけそうですか?」
まり先生「バッチリじゃない!! ただ、もうちょっと体力を付けた方が良いかな?」
みはり「そうですよね~・・・」
まり先生「それはそうと・・・緒山さん、お兄さんはお元気?」
まひろ「はい?」
みはり「お兄ちゃん、なに返事してるの!(小声)」
まひろ「あっ・・・!」
まり先生「? どうしたの緒山さん?」
みはり「いえ、何でもないです! 兄は今、遠くの大学に通っているので、よく分かりませんが、たぶん元気だと思います!」
まり先生「そうなのね!! お兄さんが大学に進学しているとは思わなかったわ!! 先生も心配してたのよ~! お兄さん卒業後、自宅で引き籠もっているって聞いていたから・・・」
みはり「な、なんか目覚めたみたいです・・・」
まり先生「? なにはともあれ、良かったわ!」
まひろ「・・・・」
その後、もみじを除くまひろ達とみはりは、先生の車に乗って家路に着き、もみじとかえでは、両親が迎えに来ていた車で帰った。
まひろは自宅で風呂に入った後、リビングでくつろいでいた。
まひろ「マジで疲れたな~、コスプレがあんなに大変なものとは思わなかったよ~!」
みはり「お兄ちゃんは、まずは体力づくりから始めないとダメね。 私と明日から早朝ランニングしよ!!」
まひろ「え~、無理!!」
みはり「即答ね・・・それはともかく、お兄ちゃんに聞きたいんだけど、本当に高校へは進学しないつもり?」
まひろ「今聞く、それ? あ~、JKには憧れはあるんだけど、そろそろ潮時だろ・・・色々とボロが出てきてるし・・・今日も、その為のコスプレ修行だしな・・・」
みはり「そうね・・・高校に入ったら尚更、男だった時のお兄ちゃんのことを覚えている先生も増えるだろうし・・・」
まひろ「オレも嘘をついてるのは、もういやだよ・・・なんか時々胃が痛くなるんだ・・・」
みはり「そう・・・もう限界に近づいてきたみたいね・・・」
まひろ「ま、あと1年の辛抱だな・・・そんときはオレを止めるなよ、 みはり!」
みはり「分かってる・・・お兄ちゃんの意思は尊重したいと思っているもん・・・」
まひろ「あ、そうか! オレをスラックス制服にさせたのは、オレが男に戻るときの為の心の準備か!」
みはり「そうね、まずは気から・・・でもそのうち、お兄ちゃんの気が変わって、女の子を続けたいと願うかも知れないよ!」
まひろ「まあ、そんときはそんときだ!」
みはり「ジャンジャーン!! ここでお兄ちゃんにお知らせです!」
まひろ「なんだ、なんだ、いきなり!!」
みはり「お兄ちゃんが18歳になったとき、女の子だったら・・・」
まひろ「だったら・・・ゴクっ」
みはり「妊娠の治験がありまーす!!」
まひろ「うひゃあ~!! 今まで触れずにいたけど、やっぱりな~!! みはり~、お前に一言、言いたいことがある!!」
みはり「ん、なに?」
まひろ「本気と書いて、マジ無理だから~!!」
みはり「わたし相手でも?」
まひろ「怖い、怖い~!! お前、もしかして薬でアレ生やすつもりじゃないだろうな~?」
みはり「さて、どうかしらね ~・・・」
まひろ「そういうのはな~、薄い本だけにしとけー!!」
みはり「なにそれ、意味分かんない!!」
まひろ「じゃ~、後でオレの部屋にきな!」
みはり「?」
その後、まひろの部屋からみはりの悲鳴が聞こえるのだった・・・
終わり。
※補足:まひろはなぜか、おにまいの薄い本(エロ同人誌)を大量に持っていたのだった・・・(お兄ちゃんは時空を超えた?)