注:この作品は原作を元にした二次創作です。


まひろがスラックス制服を始めてから数日後の学校からの帰り道のみじとまひろ・・・。

まひろはスラックス制服の初日にもみじに泣かれてしまったことが、まだ心に引っ掛かっていた。


まひろ「ねえもみじ・・・わたしそろそろこのズボン止めてスカートに戻ろうと思ってるんだ・・・」


もみじ「ダメだよ!!」


まひろ「え!? なんでぇ?」


もみじ「なんでも! ダメなのはダメなの!」


まひろ「困ったな~! なんでそんな意固地になってるのかな~・・・」


その謎は次の日の朝に解明された。

いつものように、もみじとかえでが緒山家に登校の迎えにきた。


ピンポーン!「まひろちゃ~ん!!」


まひろ「はいは~い!!」


ガチャ! まひろは玄関のドアを開けた!


まひろ「おはよー! あれぇ!? やっぱりやっちまったか・・・」


もみじ「へへーん、どうだ!! まひろちゃんとお揃いだよ!!」


かえで「私は止めたんだけどね。 この子ったら、どうしてもって聞かなくて・・・」


もみじはまひろと同じスラックス制服になっていた。


まひろ「はは・・・(みはりー、どうすんだよ、これ!)」


もみじのズボン姿もまたまひろ同様にクラスの話題となった。


みよ「似合ってるよ~! もみじちゃん前から学校以外はズボンだったものね」


もみじ「そう・・・ありがとう!」 


あさひ「なんか羨ましいぞ!! あさひもマネするぞ!!」


もみじ「あさひは絶対ダメ!!」


あさひ「なんで~?」


もみじ「だってあさひ、ぜっーたい半ズボン履いてくるから!」


まひろ「いやいやいや、さすがにそれはないでしょ!」


あさひ「たしカニ!!」


まひろ「履くつもりだったのかよ!!」


ハハハ!! どっと周囲が笑いに包まれた。


という訳で、しばらくスラックス制服を続けようと思ったまひろだった。


その日の夜の緒山家にて・・・


まひろ「まいったよ・・・まさか、もみじもスラックス制服になるとはね・・・」


みはり「概ね予定通りね!」


まひろ「おまっ、これも計算に入れていたのかよ!」


みはり「ふふーん! 私を誰だと思ってるのよ!!」


まひろ「緒山みはりだろ・・・」


みはり「ガクっ! そうじゃなくて~!!」


まひろ「冗談だよ~! よ! 天才、女マッドサイエンティスト!!」


みはり「なんかそれ嬉しくな~い!」


まひろ「冗談はさておき、学校の制服って高いだろ、なんかもみじの親御さんに気が引けちゃって・・・」


みはり「大丈夫・・・こんなこともあろうかと思って、私からもみじちゃんへプレゼントしてあったから!」


まひろ「ガーン! やっぱりお前が黒幕だったのかよ!!」


みはり「えへへ~! ばらしちゃった!!」


まひろ「たく・・・それはそうと前から思っていたけど、ウチって金あるよな・・・」


みはり「無いよ! だってお兄ちゃんのスラックスも含めて、私の手作りだから・・・」


まひろ「それってマジ・・・!」


みはり「うん、お兄ちゃんには心配掛けるから言ってなかったけど、女の子って色々お金掛かるから大変なのよ!」


まひろ「はは~、 神様、仏様、みはり様~!! いや待てよ、それってルール違反じゃね?」


みはり「まーそこはね、裏でこちょこちょと・・・」


まひろ「お前、中学編入もそうだったけど、裏工作うまいな!」


みはり「そんなに褒められても~!!」


まひろ「褒めてない! うーん、みはりが悪の組織に所属してないか、本気で心配になってきた・・・」


みはり「だから所属してないって・・・ところで、お兄ちゃん!」


まひろ「あん?」


みはり「そろそろ次の作戦に入ろうと思ってるの・・・」


まひろ「もういいよ~! なんか面倒くさくなってきた!」


みはり「もう! そういうところは相変わらずね・・・分かったわ、じゃあ作戦その2は中止ということで・・・」


まひろ「ホントに! いや待てよ・・・随分と聞き分けがいいな・・・今までもそんな感じで何度も女の子になる薬を飲んじゃってきたからな・・・」


みはり「そんなことないよー!(棒)」


まひろ「わざとらしい・・・」


みはり「そういえば、お兄ちゃん! 冷蔵庫にプリンあるよ! 一緒に食べよ!」


まひろ「ホントか! やっりー!」


みはり「お兄ちゃん、プリン大好きだもんねー!」


まひろ「・・・なんか誤魔化されたような気がする・・・」


続く。