注:この作品は原作を元にした二次創作です。


教室に着いたまひろともみじだったが、席に着くなり・・・直ぐにクラスの女子達がまひろの周りにぞろぞろと集まった。最初にまひろに声を掛けたのは派手な子チームだった。


みやこ「まひろん、どうしたの~それ?」


まひろ「いや~、足が寒くてね~」


まい「ふ~ん・・・逆にカッコよくね?」


まひろ「へ? カッコいい・・・」


みやこ「宝塚だー!、オスカル様~!!」


まひろ「そっちね~・・・」


みよ「まひろちゃん、びっくりしたよ~! わたし、最初まひろちゃんのこと、男の子かと思っちゃった!」


あさひ「まひろん! 兄ちゃんのズボン間違えて履いてきたのか~?」


もみじ「ブチっ!!」


まひろ「ち、違うよ! これは新しく新調したの!」


もみじ「あんたたち、まひろちゃんをイジるのもいい加減にしてよ!! まひろちゃんが困ってるじゃない!」


みよ「もみじちゃん、どうしたの?」


もみじ「・・・・」


あさひ「ムギュー、ハグハグ・・・ごめんな、もみじろう・・・」


あさひはもみじを優しくハグした。 もみじの目からは、大粒の涙が溢れ出た。


あさひ「わたしだって、なんでこんなに悲しいのか、分かんないんだよー!!」


まひろ「・・・(なんて声を掛けていいのか、分からない・・・)」


なゆた「感情のジェットコースターなのです」


みよ「もみじちゃん・・・」


ガラっ! 担任の先生が教室に入ってきた。


担任「おはよう! ん? そこ女子達、早く席に着け~!  授業を始めるぞ~!」


担任はまひろに特に気を留めることなく、授業を始めた。 そして授業が終わり休み時間では、いつもの男子二人がヒソヒソ話を始めた。


ゆうた「おい見たか? 緒山、今日ズボン履いてきたぞ!」


みなと「ズボンじゃなくて、スラックスだろ! まさか我らが姫の緒山が履いてくるとは・・・」


ゆうた「ズボンとスラックスの違いって・・・? ま、でも、あれはあれでアリかも知れないよな・・・」


みなと「なんで?」


ゆうた「お前も後ろから見ると分かるよ」


みなとはまひろの方を見た。 まひろは立って女子と会話していたが、たまたま彼らにとっては後ろ向きだった。


みなと「あっ! お前って奴は・・・ホント、スケベだよな!」


ゆうた「お前もな!」


すると、いつもの女子二人組が彼らの前に立った。


さつき「ちょっと男子ぃー!」


みのり「サイテ~!」


みなと&ゆうた「出た~! 様式美~!!」


ギャー!! いつものように彼らは女子二人にボコボコにされた。 

キンコーン、カンコーン! 始業のチャイムが鳴り、次の授業が始まった。 そんな中、もみじは、自分の感情に明確な理由が分からず落ち込んでいたが・・・


もみじ「・・・わたしって、まひろちゃんに何を求めていたんだろう?」


・・・それはじゃな! お前さんが失い欠けているものじゃよ!


もみじ「だ、だれ!! 頭の中に直接声が聞こえた!!」


先生「穂月さん、どうしたの突然?」


まひろ&みよ「???」


もみじ「すみません、なんでもありません」


あさひ「もみじろう、カワイイは正義だぞ!」


もみじ「もぅ何言ってるのよ~? 意味分かんない!」 


なゆた「あさひは天使なのです」


もみじ「なゆちゃん、なんか言った?」


なゆた「なんでもないのです!」


もみじ「・・・それにしても、さっきの声はなんだったんだろう?」


まひろのズボン姿は次第に周囲に慣れ、特に注目を浴びなくなっていた。

そんなある日、小さな事件が起きた!


続く。