注:この作品は原作を元にした二次創作です。


ピンポーン! まひろとみはりの両親はインターホンの呼び鈴を押した。最初に反応したのはみはりだった。


みはり「あら、誰かしら?」


みはりはインターホンで誰なのか訪ねた。


みはり「どちら様ですか?」


母「わ・た・し!」


みはり「えっ! お母さん!? (もう帰って来たの~、なんで~!?)」


ガチャ。 みはりは戸惑いながら直ぐに玄関ドアを開けた。


 母「た・だ・い・ま! みはりちゃん、ごめんね~! 予定よりだいぶ早く帰って来ちゃった!!」


みはり「お帰りなさい、お母さん! でも、なんでこんなに早く帰って来たの~? 連絡もくれないし~、困るよ~!!」


父「サプライズだよ、サプライズ! お前を驚かせたくてな!」


みはり「あっ、お父さん! お父さんも共犯なの?」


父「おいおい、犯人扱いか・・・連絡をしなかったのは悪かったよ! でも、なんで困るんだ? はは~ん、もしかして彼氏でも来ているのか? それだったら彼氏が帰るまで退散するけどな! はは!」


みはり「違うの~!! それは・・・その・・・なんというか・・・(どうしよう、お兄ちゃんを今合わせられないよ~!)」


母「それとね、玄関にまひろちゃんのお友達が来てたから、お兄ちゃんを呼んで来てくれない?」


みはり「えっ! お兄ちゃんのお友達も来てるの?(もしかして男時代の友達?)」


みよ「こんにちは! わたし、まひろちゃんに借りていた本を返しに来たんです」


みよが前に出て来た。


みはり「あっ、みよちゃんか、良かった~! あっ、いや、こ、こんにちは~! え~とー、まひろちゃんは今ね、留守なの~! ごめんね~!(ここは、とりあえずお兄ちゃんはいないということで誤魔化すしかないわ!)」


母「えっ! まひろちゃんいないの~!」


父「おお、あいつもやっと外出するようになったのか、関心関心・・・」


母「もう、お父さん関心してる場合じゃないわ! みよさんでしたっけ、ごめんなさいね。 せっかく来てもらったのに・・・その本は私が預かっとくわね」


みよ「いえ、そんなことないです・・・(あれ~、おかしいな~! みんなまだ家にいるはずなのに~・・・)」


その頃、 リビングでは・・・。


まひろ「みはり、なかなかな帰って来ないけど、どうしたんだろ? おーい! みはり~! どうした~!!」


みはり「お兄ちゃん!?」


父「おっ、まひろいるじゃないか~!」


みはり「あははは・・・あっ、なんだ~、いたんだ~! いないかと思っちゃた~!(棒)」


そのとき、まひろがしびれを切らして玄関にやってきてしまった。


まひろ「みはり~! どうした~?」


みはり「あっ、ダメよ!! もー、なんで出てくるのよ~!!」


まひろ「?」


母「まひろちゃん、ただいま~! 予定より早く帰って来ちゃった~! ・・・って誰!?」


まひろ「げっ!? おふくろ!!」


父「お前、何固まってるんだよ? おい、まひろ帰って来たぞ! ・・・って、あれ?」


まひろ「親父もいたのかよー!」


女の子になっているまひろの姿に、玄関に入ってきたまひろとみはりの両親はその場で固まってしまった。


みはり「あははは・・・お兄ちゃんはね、今コスプレが趣味で、こんな女の子の格好してるんだ~!!・・・・はぁ~」


みよもポカーンと驚きの表情をしていた。


みはり「あっ!(みよちゃんがいたの忘れてたわ~!)」


まひろ「あはは、こ、こりゃあ、まずいとこ見られちゃたな~・・・!(みはり、ナイスアシスト!💦💦💦)」


まひろはみよがこの場にいたことの重大さに、この時点では気が付いていません。


母「まひろちゃん! 趣味を持つのは良いけど、女の子の格好はどうかな~?」


父「そうだぞ、まひろ! しかし、なんという格好だ! 大人にはな、世間体というものもあるからな! 趣味とはいえ、男がそういう女装は程々にしとかないとダメだぞ! って、あれ? お前なんか背が縮まってないか? それに随分細い・・・」


まひろ「えっ!? いや、あの・・・・」


みはり「そ、そんなことないよ~! お父さんもしばらく会ってないから、きっと記憶違いよ~!! 前からこんな感じだったよ~!(棒)」


父「そうか、でもこんな細かったけか~? ま、オレももう年だから、ボケが始まったのかもな・・・」


まひろ「そうそう! 親父はさぁ、アメリカからの長旅で疲れてるんだよ! 早く休んた方が良いよ!」


親父「そうだな・・・それにしても、そのコ、コスプレとかいう奴、よく見ると良く出来ているなぁ! まるで美少女JCだぞ!」


まひろ「いっ!? あはは・・・でしょう!」


母「あなた、言い方! あら、沢山の女の子の靴があるわ・・・もしかしてその趣味のお友達?」


みはり「え!? あ~そうそう! まひろちゃんのコスプレ仲間が、たまたま打ち合わせで来てて~」


母「そうなのね~! なんかまひろちゃんのお友達が沢山増えたみたいで、お母さんも嬉しいわ!」


まひろ「はは・・・はぁ~」


まひろとみはりの両親は靴を脱いでまずリビングへ向かった。しかし、みよはうつむきながら、玄関で留まっていた。


みよ「・・・(まひろちゃんの女装コスとみはりさんのお兄ちゃんって呼び方って・・・つまり、まひろちゃんってみはりさんの妹じゃなくて実は弟で、女装コスしている男の娘ってことなんだきっと~!!)」


みよは、みはりが弟をあえて“お兄ちゃん”と呼んでいると勘違いしています。


みはり「さぁ、みよちゃんも、上がって~!」


みよ「わたし、わたし・・・ご、ごめんなさい!!」


みよは突然振り返り、漫画本を落としながら玄関から外へ駆けだして行ってしまった。


まひろ「お、おい!!」


みはり「お兄ちゃん!! みよちゃんを直ぐに追いかけて!! なんか様子が変よ!!」


まひろ「お、おう!!」


バタバタバタ・・・まひろはすぐにみよの後を追いかけて行った。


続く。


※一部加筆修正しました。