注)この作品は原作を元にした二次創作です。


引き続き、緒山家のリビングルームにて。


みはり「ねえ、まひろちゃん、ちょっとこっち来て・・・」


まひろ「なんだよ~」


みはり「皆さんはごゆっくりね~!」


もみじ「はい・・・(まひろちゃんとなんだろう?)」


あさひ「パクパク・・・このクッキーうまいぞ!」

あさひはみはり特製のクッキーをあっというまに5つ位食べていた。


もみじ「あさひ、あんまりがっつかないでよー! 恥ずかしいでしょ!!」


あさひ「なんでだ~? どうぞって出されたぞ!」


もみじ「も~、これだから・・・」


なゆた「・・・(なんか怪しいのです)」


階段の踊り場で話す二人。


まひろ「みはりー、さっきもみじから聞かれたけど、オレがもみじになんか打ち明けることになっているじゃないか! 何を企んでるだよ?」


みはり「ごめんね、お兄ちゃん。本当はもみじちゃん達が来る前に打ち合わせする予定だったんけど、思いの他早く来ちゃて・・・実は・・・」


まひろ「実は・・・?」


みはり「お兄ちゃんって、本当は21歳の成人男性でしょ。だから物事の分別は付くよね」


まひろ「いかにも・・・今はどうみても可憐な美少女中学生だけどな!」


みはり「(-_-#) 可憐な美少女かどうかはおいといて、時間が無いからズバリ言うね」


まひろ「ああ・・・どんとこい!」


みはり「もみじちゃん達にこう言って欲しいの・・・“親の都合で急に転校することになった”って!」


まひろ「え~~!!! だめだろそれは!! さっき言ったじゃん。まだもみじ達とはお別れしたくないって。せめて・・・中学卒業するまでは・・・」


みはり「中学卒業? お兄ちゃん、そんなに女の子でいたいんだ~!」


まひろ「そ、そうじゃない! せっかく出来た友達と離れたくないんだよー!」


みはり「お兄ちゃん、友達いなかったものね!」


まひろ「はっきり言うな~!」


みはり「じゃあ、お兄ちゃんは明日から、不登校!!」


まひろ「え~!!!まじっ!?」


みはり「だって普通に中学に行ってたら、お父さんかお母さんにバレちゃうでしょ!」


まひろ「・・・バレないように夜明け前に登校して深夜に帰宅するとか、ダメ?」


みはり「お兄ちゃんはそんな早朝に起きられる確率ゼロパーセントだし、深夜までどこで時間を潰すの? だからダメ!」


まひろ「バ、バカにするな! オレだって早朝に起きられるわ! でも・・・深夜に帰宅はやっぱ無し・・・」


みはり「なんで?」


まひろ「よく考えてみたら、また補導員に捕まちゃうじゃん!」


みはり「うーん、補導員というか、パトカーで巡回中のお巡りさんに捕まるわね」


まひろ「警察か・・・捕まったら、さすがにおしまいだな」


みはり「そうね、帰りをどうするかは私が良い案を考えるわ。お兄ちゃんはもみじちゃんには、明日から一緒に通えないって言ってね」


まひろ「それはいいけど理由は?」


みはり「そこは適当な理由でいいんじゃない。あんまりもみじちゃん達を待たせても何だから、とりあえず下に戻りましょ!」


まひろ「天才ってのは、意外といいかげんだよな~!(そんなことより朝どうしよう? 目覚まし3つ位掛けるか?)


階段を降りて行く二人だった。


続く。