注:この作品は原作を元にした二次創作です。
まひろが女の子にされてから1年が経とうとしていたある日の午後。
みはり「あ~、どうしよう・・・お兄ちゃんにそろそろ言わなきゃ・・・」
ガチャ! まひろが中学から帰ってきた。
まひろ「ただいま~!!」
みはり「お帰り~!」
まひろ「おっ、今日は居るんだ! 最近は大学が忙しいとか言って、帰りが遅かったのにな」
みはり「うん、今日は用事があって早く帰って来たんだ!」
まひろ「何だよ、用事って?」
みはり「お兄ちゃんはお父さんお母さんから見捨てられているから連絡が来ていないと思うんだけど・・・」
まひろ「おいおい、失礼しちゃうな! 見捨てられているって! 今は中学に毎日ちゃんと通う勤労学生だぞ!!」
みはり「だってお兄ちゃん中学に通い始めたのって、二人がアメリカへ行った後じゃない」
まひろ「そうだった・・・オレはみはりに一服盛られて女の子になる前は、引き篭もり穀潰しクズニートのゴミ人間だったんだ・・・」
みはり「はは、そこまで卑下しなくても・・・実はね、お父さんお母さん、来週始めに日本へ一時帰宅で帰ってくるんだって!」
まひろ「おーそうかそうか・・・って、オイ!!! オレ今女の子だぞ! どーすんだよ!!」
みはり「大丈夫よ、きっと・・・男の服着て、髪の毛はまたロン毛が流行っているって誤魔化せば・・・」
まひろ「いくら普段とぼけているオヤジとお袋でも、さすがに気が付くぞ! 背丈だって全然違うし・・・」
みはり「大丈夫よ! お兄ちゃん、昔のように部屋から出てこなければいいんだから・・・バレないバレない!」
まひろ「う~ん・・・ま、なんとかなるか! 薬も切れるにはまだ早過ぎるし・・・ん? ちょっと待てみはり!」
みはり「ん、何?」
まひろ「それじゃ、オレ中学へ通えないじゃん!」
みはり「うん、そのことなんだけど、お兄ちゃん、中学はそろそろおしまいにしない? また持病が悪化して自宅療養するとかで誤魔化せばいいし・・・」
まひろ「え!? ヤダヤダヤダー!! 学校はどうでも良いけど、もみじ達と別れなきゃならないじゃないかー!!」
まひろの目は潤んでいた。
みはり「うん、二人がまたアメリカへ行った後でも、ずっと女の子って訳にもいかないし・・・あっそうだ!!」
続く。